切って蒸すだけ!ズッキーニと白身魚の塩こしょうホイル焼き
※底に溜まったスープにも旨味が詰まっています
ズッキーニといえばラタトゥイユが有名ですが、煮込み料理は時間が長くかかります。
魚介を使ったアクアパッツァも美味しいですが、こちらも以外に手間のかかるもの。
なのでその両方の良い所をとり、しかも簡単にできるホイル焼きにしました。
味付けはシンプルに白ワインと塩のみですが、白身魚の出汁とトマトの旨味をズッキーニが吸って、目を見張るほどの美味しさです。
染み出たスープもごちそうになるほど味わい深いので、パンに付けて最後の一滴まで楽しんでください。
材料(2人前)
・ズッキーニ 1本
・白身(今回はタラ) 2切れ
・トマト 1個
・白ワイン 大さじ2
・塩こしょう 適量
・オリーブオイル 少々
①白身魚を常温に戻し、塩こしょうを振って10分ほど寝かせます。
※味付けはこの塩味だけなので、少ししっかりめにかけておきましょう
②トマトを湯剥きし、1㎝角に切っておきます。
ズッキーニも同じサイズに切りましょう。
※サイズを合わせておくことで、仕上がりも綺麗になります
③アルミホイルを30㎝くらい出し、真ん中にオリーブオイルを少したらします。
その上に白身をおいたらズッキーニとトマトものせます。
白ワインを全体にかけ、両端を折って汁が漏れないように包んでいきましょう。
これを2つ作ります。
④フライパンにアルミホイル包みをのせ、蓋をして加熱します。
加熱時間は中火で10〜12分くらいです。
⑤火が入ったらお皿にのせて、火傷しないようにアルミを開けば出来上がりです。
お好みでレモンやライムを絞っても美味しいですよ。
まとめ
※艶とはり、ズッシリとした重さが良いズッキーニの基準です
ズッキーニはイタリアが原産の淡色野菜で、かぼちゃの一種。
βカロテンも豊富に含まれており、油と組み合わせることでその美味しさはもちろん栄養の吸収率も上がります。
カリウムやカルシウムといったミネラル分も含まれているので、汗をかきやすい夏にはぜひとも食べたい食材です。
その淡白な味わいはトマトやチーズにバジルとの相性もよく、揚げても焼いても蒸しても使える万能選手なんです。
今回紹介した料理の他にも、味噌汁の具や漬物、揚げ浸しなどの和食にもマッチします。
愛知県西尾市の今井さんが育てたズッキーニ、いろんな料理に使ってみてくださいね。