ちょっと大人なデザート金柑とミニトマトのコンポート
※甘露煮とはまた違った優しい美味しさです
コンポートとは、糖度の低い水分につけ込む調理法です。
金柑に合わせたのは、ミニトマト。
甘さの質が違うので飽きがこず、最後まで美味しく召し上がれます。
食材の色味を活かしたい場合には上白糖を使いますが、今回は優しい甘さにするため、きび糖を使いました。
シロップは白ワインをメインにすることで風味が追加され、ちょっと大人の味わいになっています。
材料(作りやすい分量)
・金柑 20個
・ミニトマト 10個
・白ワイン 300cc
・水 150cc
・きび糖 大さじ4
・塩 小さじ1/2
①金柑のヘタをとり、縦に4〜6本の切り目を入れます。
※切り込みを入れる事で、中まで甘みが染み込みやすくなります
②鍋に水を張り、金柑を茹でていきます。
水の量は金柑が浸るより少し多めに入れておきましょう。
沸騰したら弱火にして20分ほど茹でます。
③ミニトマトのヘタを取り、爪楊枝で2、3ヶ所穴をあけます。
湯剥きするため、金柑を茹でている鍋にいれて20秒ほどであげましょう。
水にとって、ミニトマトの皮を剥きます。
※同じ鍋を使う事で、洗い物を減らすことができます
④別の鍋に白ワインと水、きび糖、塩を入れ、沸騰させてアルコールを飛ばします。
あら熱が取れたら耐熱の容器にいれ、皮を剥いたミニトマト、茹であがった金柑をつけて冷蔵庫で冷やします。
冷やす時間は一晩程度が目安です。
⑤冷えた金柑とミニトマトを、シロップと一緒に器に盛れば完成です!
まとめ
※ほろ苦さと甘さのバランスがとてもよい、柔らかな皮の金柑です
2月から3月にかけて収穫時期が最盛期をむかえる金柑ですが、この時期に取りたい栄養成分が詰まっているんです。
ビタミンCがたっぷりなので風邪の予防にも最適で、古くから咳止めにも使われています。
さらには皮の部分に抗アレルギー作用のあるヘスペリジンが含まれているので、花粉症の軽減にも効果があると言われています。
徳島県美馬市の竹中さんから届いたつやつやの金柑。
そのまま食べてももちろん美味しいのですが、デザートはもちろんサラダやソース等
色々な食べ方が楽しめるのでぜひチャレンジしてみてくださいね。