天ぷらとは一味違う日野菜の簡単フリッター
サクッとふんわり!天ぷらとはひと味違う揚げ物の日野菜の簡単フリッターです。
通常フリッターの衣には卵白や牛乳を使いますが、今回は食感を軽めに仕上げたいので3つの素材のみで作ります。
揚げ物は衣の準備に手間もかかり後片付けも大変ですが、このレシピならボウル1つで済むので忙しい時にも気軽に出来ますよ。
日野菜の葉はかき揚げでも美味しいですが、いかんせん揚げるのが難しいもの。
もっと簡単に揚げられるように考えてみましたので、ぜひお試しください。
材料(2人前)
・日野菜 4本
フリッター衣
・ビール 70〜80ml
・薄力粉 50g
・塩 ひとつまみ
①日野菜の根と葉を切り離します。
この時、葉がばらけないように付け根を葉に残しておきます。
根は4㎝ほどのざく切りにし、切り離した葉は止め結びにしておきましょう。
②衣の準備です。
ボウルに薄力粉と塩を入れ、そこにビールを注ぎます。
最初は少なめに入れ、粘度を見ながら残りを足すようにしましょう。
ビールを使う事で衣の表面はカリッと、中はふんわりと仕上がります。
③フライパンに揚げ油を入れ、180度に熱します。
衣を入れた時に大きな泡が出てくるくらいが 目安です。
揚げ時間はこまめに裏返しながら3分程度。
ビールが入っているため色が付きやすいので、焦げないように注意しましょう。
④最後に葉を揚げますが、揚げ油の温度を少し下げておきます。
大体160度ぐらいで、両面を30秒から1分ずつが目安です。
水の拭き取りが甘いと油がはじけてしまうので注意しましょう。
揚げ終われば皿に盛り付けて完成です!
そのままでも美味しいですが、ソースやポン酢との相性もいいので好みの味を見つけてください。
まとめ
滋賀県日野市発祥の日野菜は、500年以上前から日本に根付いている伝統野菜です。
爽やかな苦みと心地よい辛み、豊かな香りが公家の間で評判になり、天皇家へ献上されたという記録が残っています。
日野菜といえば「さくら漬」といわれる程、漬け物にすると美味しい野菜です。
その優美な色合いから、近年では祝賀料理の素材としても使われるようになりました。
漬け物もいいですが、それだけではもったいないほどの可能性を秘めています。
小野さんさんの無農薬日野菜、葉の先から根っこの先まで余す事無く食べ尽くしましょう!