野菜の出汁をコンソメと味わう!春菊の洋風素麺(煮麺)
寒くなりだした季節にこそ食べたいレシピです
レシピのポイント
煮麺と言えば和風の味付けがメジャーですが、洋風のスープにもよく合います。
野菜の甘みが感じられるスープに春菊の苦味と香りが加わって、ホッとする味わいです。
ソーセージは無添加のものを使用していますが、代わりにバラ肉を使っても美味しく仕上がります。
素麺は同じ鍋で煮ると塩分が出て塩辛くなりやすいので、別の鍋で茹でるようにしてください。
春菊は葉と茎を別々に入れる事で、それぞれちょうどいい火の通り加減になりますよ。
材料(2人分)
春菊 1/2束
玉ねぎ 1/2個
人参 1/2本
素麺 2束
ウィンナーソーセージ 4本
コンソメキューブ 2個
水 1ℓ
オリーブオイル 大さじ1
塩こしょう 適量
レシピ
手順 1
人参はよく洗ってから拍子切りに、玉ねぎは5mm幅くらいにカットします。
深手の鍋にオリーブオイルをひき、人参と玉ねぎをしんなりするまで炒めます。
別の鍋にお湯を沸かし、素麺を茹でる準備をしておきましょう。
※野菜を先に炒める事で、コクが生まれます
手順 2
野菜がしんなりしたら、水、コンソメ、ソーセージを入れて煮込みます。
灰汁が出てくるので、丁寧にとりましょう。
※この時点で味見しますが、素麺は塩味が強いので薄味にしておきます
手順 3
鍋の具材に火が通るまでの間で、素麺を茹でて春菊をカットしておきます。
春菊は3〜4センチ幅に切り、茎と葉を分けておきましょう。
素麺は規定の時間茹でた後、冷水でぬめりを取ってから器に盛っておきます。
※葉は最後に飾りにも使うので、少し取り分けておきましょう
手順 4
春菊の茎を鍋に入れ、1分ほど茹でていきます。
1分経ったら葉を入れて、蓋をして30秒ほど蒸らしましょう。
蒸らし終わったら素麺の上に具材を盛り付け、熱々の汁をかけて出来上がりです!
緑黄色野菜の中でもトップクラスの栄養素の春菊
※茎の艶と葉の張りが、力強さを感じさせます
春菊は緑黄色野菜の中でもトップクラスの栄養素を含んでいます。
そのなかでもカリウムは体内の塩分量を調節し、むくみ対策に効果的です。
血行促進に効くと言われる葉緑素、クロロフィルも豊富なので、寒くなる時期の冷え性対策にもいい食材なのです。
鍋の脇役のイメージが強いですが、煮ても炒めても香りが失われにくいので存在感は抜群。
長野県の磯村さんが育てた春菊、いろんな調理法で味わってみてくださいね。