もものすけ(かぶ)のコンポートを梨のシャーベットを添えて旬を!
秋の風情を感じるデザートレシピです
レシピのポイント
甘く煮たもものすけと梨という意外な組み合わせですが、この2つを一緒に食べると面白い味わいになるんです。
コンポートは白ワインを使って香りをプラスし、梨のシャーベットはレモンを加えて爽やかに。
コンポートのシロップは、皮を一緒に煮る事でとても綺麗な赤に染まります。
もものすけは大きさによって火の通り加減が違うので、1つずつ串や爪楊枝をさして固さの確認をしてくださいね。
材料(2人分)
もものすけ 小3〜4個
コンポート用シロップ
水 200cc
白ワイン 100cc
グラニュー糖 40g
梨のシャーベット
梨 1個
レモン汁 大さじ1
砂糖(味をみて) 適量
レシピ
手順 1
皮を剥いた梨をすりおろし、レモン汁と好みの量の砂糖を入れて冷凍します。
凍りはじめたらフォークやスプーンで全体的に砕きながら混ぜ合わせましょう。
そうする事で、固まり過ぎないシャーベットになります。
※冷凍すると甘味が感じにくいので、少し甘めにするのがおすすめです
手順 2
水と砂糖、白ワインを良く混ぜ合わせ、鍋に入れます。
もものすけはよく洗い、皮が付いたまま十字に切り目を入れましょう。
※火の通りが早くなり、味も染み込みやすくなります
手順 3
コンポート用シロップが入った鍋にもものすけを入れ、加熱していきます。
沸騰するまでは中火で、それ以降は弱火で煮ていきます。
煮る時間の目安は、20〜30分くらいです。
※均一に火が通るように、転がしながら混ぜましょう
手順 4
もものすけに火が通ったか串をさして確認します。
スッと通るようになったら耐熱容器にシロップごと移し替え、あら熱が取れたら冷蔵庫で冷やします。
手順 5
よく冷えたもものすけと梨のシャーベットを器に盛りつけ、シロップを少しかければ出来上がりです!
舌触りが滑らかで、蕪とは思えないほどのジューシーなもものすけ
※小ぶりですが、ジューシーさは折り紙つきです
手でむける真っ赤な皮が特徴的な蕪、もものすけ。
舌触りが滑らかで、蕪とは思えないほどのジューシーさが魅力の野菜です。
サラダ蕪やフルーツ蕪と呼ばれているだけあり、生食でも充分に甘みが感じられます。
蕪には消化を助けるアミラーゼが豊富なので、肉料理との食べ合わせもおすすめです。
また、赤い皮の部分には抗酸化作用のあるアントシアニンが含まれています。
三重県の實田さんが丹誠込めて作った、これからが旬のもものすけ、新鮮なうちに召し上がってくださいね。