玄米こそ無農薬を!健康志向のあなたにおすすめしたい玄米の魅力
毎日の食卓に欠かせないお米は、赤ちゃんからお年寄りまで、家族みんなが口にする大切な食材です。だからこそ、品質にこだわりたいと考える人も少なくありません。近年、お米に加えて玄米の需要が伸びており、中でも無農薬栽培の玄米が注目を集めています。
本記事では、玄米の特徴や無農薬玄米の魅力について詳しく解説していきます。
世界の玄米市場は急成長中?
とある民間調査によると、世界の玄米市場は2020年の93億米ドルから、2028年には132億7000万米ドルに達する見込みとなっているようです。この成長の要因は、玄米に含まれるプレバイオティクスや高繊維質への注目が高まり、免疫力を高める効果に関心を持つ人が増加している為だそうです。
玄米の機能性は古くから知られていますが、健康志向の高まりに伴い、今後もその需要がさらに増加していくことが予想されています。
知っておきたい!玄米の魅力と特徴
そんな玄米には、白米とは異なる様々な特徴があります。今回は、ぜひ知っていただきたい玄米の魅力をご紹介します。
玄米は白米よりも満足感を感じやすい
白米は精米されたお米で、外層のぬかや胚芽が取り除かれているため、保存が効き、食べやすさには定評があります。一方、玄米は精米されていない状態のお米のことを指し、ぬかや胚芽に豊富な栄養素が含まれており、白米にはない魅力があります。
玄米は噛み応えのある硬めの食感が特徴で、慣れるまでは少し食べにくさを感じるかもしれません。しかし、このしっかりとした噛みごたえが、白米以上に食事の満足感をもたらしてくれます。さらに、玄米には独特の香ばしさと自然な甘みがあり、食事に深みを与え、健康にも良い効果が期待できます。
玄米は白米よりも栄養素が豊富
①食物繊維
玄米は白米に比べて約2倍の食物繊維を含んでいることで知られており、腸内環境を整えて善玉菌を増やす重要な役割を果たします。これにより、便通が良くなるだけでなく、満腹感を持続させる効果も期待できます。
②ビタミンB群
玄米は特にビタミンB1、B2、B6が豊富です。これらはエネルギー代謝や神経機能に欠かせない役割を果たします。ビタミンB1は炭水化物の分解を助け、疲労感を軽減。ビタミンB2は細胞のエネルギー生産を促進し、肌や髪の健康を維持します。ビタミンB6はアミノ酸の代謝や神経伝達物質の合成に寄与し、ストレスへの抵抗力を高める働きがあります。
③ミネラル
玄米は特にマグネシウムやリンが豊富に含まれています。マグネシウムは骨の健康を支え、筋肉や神経の機能を正常に保つために必要です。リンは骨や歯の健康を維持し、エネルギーの生成や細胞の機能を支える役割を果たしています。
これらの理由から、玄米は主に「健康維持に最適な食材」として認知されています。
あなたの健康に寄り添う無農薬玄米!
先述した通り、玄米は栄養素が豊富ですが、無農薬玄米であれば、より安心して健康的な食生活を送ることができます。今回は、農薬や化学肥料を使用せずに栽培された無農薬玄米をおすすめする理由や、その魅力についてご紹介します。
白米より玄米の方が農薬残留が多い?
一般的に広く行われている農業の栽培方法である慣行栽培では、化学肥料や農薬を使用して作物の生産性を高めることを目的としています。この栽培方法では、農薬が農作物を有害な生物や病気から守るために重要な役割を果たしています。
しかし、農薬の使用に伴い、残留農薬の問題も考慮しなければなりません。お米を栽培する際、精米の過程で多くの残留農薬が減少しますが、玄米は栄養豊富なぬかの部分に農薬が残りやすく、完全に農薬を除去することが難しいとされています。農薬の量は基準値以下であり、安全性に問題はないとされていますが、残留農薬が体内に蓄積されることで体調不良を引き起こす可能性もあります。妊婦や胎児に対するリスクには十分な注意が必要です。
無農薬栽培で育てた玄米は体に優しい
無農薬の栽培方法は慣行栽培とは異なり、環境に配慮した特徴があります。具体的には、有機肥料を利用して土壌の栄養を補い、堆肥や緑肥を使用することで健康な土壌を育てています。さらに、病害虫の管理には天敵を活用したり、薬草や植物を使った自然な方法を採用し、化学薬品を使わずに農作物を守ります。無農薬栽培は持続可能な農業を目指した工夫がされており、結果として圃場の生態系が守ることに繋がっています。
健康を意識する場合、無農薬で栽培された玄米を選ぶのがおすすめです。無農薬の玄米を選ぶことで、残留農薬の心配がないので、安心して食べることができます。また、無農薬で育てられた作物は抗酸化物質を豊富に含むことが多く、体内の酸化ストレスを軽減し、慢性疾患のリスクを低下させることも期待されます。
これらの理由から、「健康のために食べる玄米だからこそ、農薬を使わずに育てられたもの」が重宝されているのです。
無農薬玄米を楽しむための調理方法
無農薬玄米は、調理方法や食べ方によってその風味を最大限に引き出すことができます。以下の方法を試すことで、飽きずにより美味しく玄米を楽しむことができます。
①水に浸す:玄米は調理前に数時間水に浸すことで、より柔らかくなり、食べやすくなります。特に一晩浸すと、栄養の吸収も良くなります。
②炊き込みご飯:玄米を使った炊き込みご飯は、具材の旨味が引き立ち、栄養価もアップします。季節の野菜やきのこを加えることで、風味豊かに楽しむことができます。
③リゾット:無農薬玄米を使ったリゾットは、クリーミーで満足感が高い一品です。野菜や魚介を加えると、栄養バランスも良くなります。
④サラダ:茹でた無農薬玄米をサラダに加えると、食感が良くなり、ボリューム感もアップします。オリーブオイルやビネガーで味付けすれば、ヘルシーでおしゃれな一品になります。
無農薬の玄米はどうやって入手する?
多くのスーパーで見かける食材は、農薬や化学肥料を使用した「慣行栽培」によって育てられています。そのため、無農薬の玄米をスーパーで確実に手に入れることが難しい現状です。
さらに、玄米の需要は増加している一方で、無農薬玄米の供給はそれに追いついておらず、希少性が高いとされています。
無農薬栽培で育てた玄米が希少な理由は?
無農薬栽培では、農薬を使用せずに害虫や病気に対応しなければならず、これには高度な知識や経験が必要であり、土壌管理や作物の育成に関する専門的なスキルが求められます。そのため、無農薬米を生産できる農家は限られています。
また、無農薬栽培は自然な管理方法が必要となるため、栽培にかかる時間や労力が一般的な慣行栽培よりも多くなります。この結果、生産コストが高くなり、価格競争に弱くなる傾向があります。無農薬玄米の生産には、単に農作物を育てるだけでなく、持続可能な農業を実現するための多くの労力と知識が必要となります。
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まとめ
玄米は栄養価が高いことで知られており、健康管理には最適な食材として重宝されています。特に無農薬の玄米は、農薬や化学肥料を使用せずに栽培されているため、小さな子供や妊婦さんも安心して食べることができます。日頃の食生活から安心安全な食材を選び、家族みんなで健康を維持していきましょう。