畑に何も入れないことで野菜本来の味が出る!香川県丸亀市の有機農家吉村さんを訪問

生産者インタビュー


 

うどんが有名な香川県に、おいしい野菜がありました

よく晴れた11月の下旬、ココノミスタッフが訪問させて頂いたのは、うどんで有名な香川県丸亀市で有機農家を営む吉村さんの農園です。

人口約10万9千人のこの都市は、うどん以外にも「うちわ」や「はっさく」が有名な場所です(港にはうちわミュージアムもあります)。

JAS認証も取得している吉村さんの畑は、北に富士山のような形をした讃岐富士を望み、香川県で唯一の一級河川である土器川が近くを流れています。

そのため、一般的には水が少ないと言われている香川県でも、吉村さんの畑は水に恵まれている珍しい場所とのこと。

畑の土壌は元が田んぼのため、水持ちが良いそう。野菜は全て水は土器川の水を使用しています。

 

 

自然の中で仕事をするため、脱サラして就農

元々は化学系の会社に勤めていた吉村さん。しかし、ある時から「自然の中で仕事をしたい」という思いが強くなり、1年の準備期間を経て、2004年に脱サラして就農したそうです。

「できるだけ畑に何も入れない」ことをモットーに野菜作りをはじめた吉村さんですが、その分、野菜の出来や収穫量が天候に左右されやすいという苦労もたくさん経験されてきました。

また、元が水田で段差があるため、畦(あぜ)の草刈りするのも一苦労なのだとか。

また、穏やかで優しい印象の吉村さんは、農園で働いているスタッフの方々にも慕われていることが雰囲気から伝わってきました。

 

吉村さんの考える「有機農法」

吉村さんは農業をはじめた当初から大切にしていることは「できるだけ畑に何も入れず、自然の力だけで育てる」ということ。

畑に何も入れないことで野菜本来の味が出ることを実現しています。

使用する肥料も緑肥がメインで、2〜3年に一度だけ堆肥を入れているそうです。

また、農業を学びたい方の受け入れも、年間で2〜3人ほど行っているそうで、農業界全体の発展にも寄与されていると感じました。

 

吉村さんの畑で採れる自慢のオススメ野菜

吉村さんの畑で採れる自慢のオススメ野菜たちを聞きました。

まずはターサイ。ターサイは深い緑が印象的な葉野菜で、クセがなく色々な料理に使えるのが特徴です。

特に、炒め物やお鍋の具材にもピッタリ!

次にレタス。サラダとしてはもちろん、しゃぶしゃぶのお供にもオススメです。

吉村さんの自慢の野菜はすでにココノミで取り扱いスタートしています。

ぜひお早めにチェックしてください。

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