栄養価の高い野菜作りをめざして!奈良県桜井市の西前さんの農場を再訪問

生産者インタビュー

奈良県桜井市の無農薬農家、西前さんを再訪問しました

今回ココノミスタッフが訪問したのは、奈良県桜井市にある西前さんの農場です。今回が2度目で、約10ヶ月ぶりの訪問となります。

※前回の記事はコチラ

取材当日は晴れていて、とても暑い日でした。西前さんの農場に到着すると、見渡す限り畑の綺麗な緑色が広がっていました。

人口約5万8千人の奈良県桜井市は、日本最古の大神神社がある歴史ある市。

大阪湾に注ぐ大和川の上流に位置しており、弥生時代から米作りが盛んでした。

西前さんの農場の土壌も元は水田のため、水持ちが良い畑とのこと。

ただ、扱いづらい土壌だと感じることもあるそうで、その分手間をかけて、栄養を溜め込みやすい土壌の性質をうまく活かした野菜つくりを行っているそうです。

前回訪問時に奥さまのお腹にいたお子様とも会えました

前回訪問時に出迎えてくださった奥さまは、なんとその日が出産予定日でした。

その後、無事に出産されて、生後10ヶ月のお子様とも会うことができました。

研究熱心な西前さんもお元気そうで、現状維持ではなくもっと美味しい野菜を作るためにはどうするべきか、なにができるのかを常に探求しておられました。

そんな西前さんに目指している野菜作りは「日本ではまだ少数派の農薬・化学肥料不使用の栽培にチャレンジし、栄養価が高く高品質な野菜を安定した生産量で作っていくこと」とのことです。

雑草と戦いながら、肥料も常に見直しています

無農薬栽培による野菜づくりは、日々雑草との戦いです。

西前さんの場合は、雑草が生えてくるのを防ぐ防草シートを活用しているそうです。

また、使用する肥料も常に見直し、改善しています。

たとえば、土壌を調査したところリンが過多だと判明したため、鶏糞の使用を止めたり、必要な窒素を補うために、肥料として使用するのは珍しい飼料用の大豆かすを使い始めたそうです。

その他にも、よりバランスのとれた野菜をめざして、緑肥を取り入れはじめたそうです。

これからの季節のオススメ野菜を聞きました!

西前さんにこれからの季節にオススメできる野菜をお聞きしました。

まず秋にかけては大和いも。
次にセニョリータピーマン。成長すると緑からオレンジに変わり、より甘味が増すそうです。サラダや炒め物ににオススメです!

他にも、今が旬のナスやオクラなどの夏野菜ももちろんオススメとのことでした。

10か月と3歳の二人のお子様を育てながら、西前さん夫婦は今日もおいしい野菜を作るために頑張っています。

ココノミでも人気の西前さんのお野菜。新作に乞うご期待です!

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