酒屋から農家へ!山の水と風と陽で野菜を作る京都府京都市の新谷さん訪問

生産者インタビュー

おいしい野菜を求めて、いざ京都府京都市へ

今回ココノミスタッフが訪問させて頂いたのは、京都府京都市で無農薬農家を営む新谷さんの農園です。

京都市は京都府の政令指定都市で、人口は約147.5万人。平安神宮や、貴船神社といった有名な寺社仏閣のある地域に、新谷さんの農場はありました。

新谷さんの農場の周りには自然が多く、畑に使用している水は、沢の水を取っているのでミネラルが豊富なのだそうです。

また風通りが良く、朝日も良く当たる上に、寒暖差が激しいので野菜や米作りには最適な環境なのだとか。

もともとは酒屋だった新谷さん

京都府京都市で農園を営む新谷さんは、もともとは酒屋で働いていました。

日本酒の原料となる、米麹の勉強のために日本全国のお米を見に行くほど情熱を注いでいたそうです。

その中で、本当に良いお米がなかなか無いという蔵元さん(酒蔵を持って日本酒を製造・販売する人)のお話を聞き、それならば自分が作ろうという想いを持ち、農業をはじめたそうです。

ミネラル野菜への情熱

新谷さんが作っている野菜は、沢の水にお茶の粉と鉄を入れることでキレート鉄(ミネラル)を作り出し、それを肥料として与えた「ミネラル野菜」です。

雑味が少なく、みずみずしい野菜に育つのが特徴です。

新谷さんの夢は、そんなミネラル野菜を、もっと世間に広めていくことなのだとか。

また、ミネラル野菜が育つ環境を、日本中に広げていきたい、そうすることで日本の自然を守っていきたいと語っておられました。

取材を通して、新谷さんはただ単においしい野菜やお米を作っているのではなく、

「なぜ美味しくできるのか」や、「どうすれば同じような環境が作れるか」を常に考えている方だと感じました。

そして、その姿勢は間違いなく農業界全体の発展に貢献していると思います。

新谷さんのオススメ野菜

そんな新谷さんが作っている野菜で、オススメを聞きました。

これからの季節では春菊や小松菜がオススメとのこと。雑味の無い味が特徴なのだとか。

また、オクラやナスはココノミスタッフも取材中に実際に頂いて食べたのですが、生でも甘くジューシーで美味しかったです!

道を1本へだてて、冷気の当たり方や陽の当たり方が異なる環境でも、その違いを上手に調節して美味しい野菜やお米を作り続ける新谷さん。

また訪れることを約束させて頂いて、この日は農園をあとにしました。

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