簡単出汁で旨味たっぷり島オクラとズッキーニの煮浸し
※色味の違う緑が食卓に映えます
煮浸しの味の決め手はなんと言っても出汁の取り方です。
粉末出汁でも美味しくできるのですが、折角なので簡単に取れる出汁を作ってみませんか。
沸騰したお湯に鰹節を入れて待つだけなので、調理の合間に出来てしまいます。
島オクラから出た粘りは、出汁をより具材に絡ませます。
一緒に入れる野菜はナスやピーマンなどのスタンダードなものから、今回入れたズッキーニのほかにも、レタスなんていうのも面白いですよ。
材料2人前
・島オクラ 10本
・ズッキーニ 1本
・しょうが 1片
・ごま油 大さじ1
だし汁
・水 200cc
・鰹節サバ節でも可 半掴み
・醤油 大さじ1
・みりん 小さじ1〜2お好みで
①島オクラはヘタ先を落として周囲を削ぎ、塩で揉んで産毛を取っておきます。
産毛が取れたら流水で軽く流しておきましょう。
ズッキーニは半分切ってから1cmくらいの厚みになるように、斜めにカットします。
しょうがは細切りにしておきます。
※煮浸しにするので、下茹では不要です
②小鍋に水200ccを入れ、沸騰させます。
沸騰したら火を止め、そこに半掴みの鰹節を入れて3分待ちます。
時間がきたら茶こしなどを使ってこせば、出汁が出来ます。
そこに醤油とみりんを入れ味を確認しておきましょう。
※後で少し煮詰めるので、薄めに感じるくらい大丈夫です
③フライパンにごま油を引き、中火にしてまずズッキーニを焼きます。
焼き目がついたら島オクラを入れ、こちらも軽く焼き目をつけましょう。
④先ほど合わせた出汁、しょうがをフライパンに入れ、煮ていきます。
出汁が2/3くらいの量になれば、火を止めます。
⑤保存容器に入れ、冷蔵庫に入れずにゆっくりと冷まします。
こうすることで、島オクラとズッキーニに味が染み込みます。
⑥冷めたら盛りつけ、出来上がりです。
温かいままでも、冷蔵庫でさらに冷やしても美味しいですよ。
まとめ
※よく見かけるオクラと違い、角が丸いのが特徴です
島オクラは主に沖縄で生産されている希少性の高い野菜です。
ほのかな甘みを感じ、通常のオクラよりも柔らかいので、火を通す時間は短めを心がけましょう。
オクラに含まれるペクチンにはデトックス、ムチンには疲労回復の効果があると言われていますが、それだけではありません。
豊富なβカロチンを始め、夏場には必須となるカリウム、カルシウムも多く含まれ、栄養の宝庫なんです。
奈良県天理市の西前さんの育てた島オクラはもっちり肉厚な食感がたまりません!
夏の暑さに負けないように、たっぷりと召し上がってください。