焼いても蒸しても美味しい!白ネギとひき肉の水餃子
※三つ葉を入れることで春らしい香りが広がります
日本では餃子といえば焼き餃子がメインですが、中国では水餃子や蒸し餃子が主に食べられています。
今回は白ネギをふんだんに使って、簡単にできる本格的な水餃子を作りました。
白ネギの旨味を味わうため餡の具は白ネギとひき肉だけにし、味付けも極めてシンプルですが、シナモンをプラスすることで特徴的な味わいに仕上げています。
にんにくを使わない代わりにしょうがを多めに使用しているので、女性の方でも安心して食べられますよ。
材料(30個分目安)
餡
・白ネギ 3本
・合い挽き肉 200g
・しょうが 2片
・奥能登の海水塩 小さじ1〜1.5
・シナモン 適量
・ブラックペッパー 適量
・餃子の皮 30枚
スープ
・三つ葉 適量
・水 600cc
・お酒 大さじ1
・鶏ガラスープ 小さじ2
・ナンプラー 小さじ1
・ごま油 適量
①まず白ネギを小口切りにし、しょうがは全てすり下ろします。
ボウルに白ネギとしょうが、その他の餡の材料を全て入れてよく混ぜ合わせます。
※水餃子を煮込むスープにも味がついているので、あまり塩分がきつくならないようにしましょう
②粘りが出てきたら皮で包んでいきます。
包む際は中身の量を少なめに、皮の接着には水とき片栗粉を使うようにしましょう。
多めに包むと茹でている間に崩れやすくなり、水だけだと剥がれやすくなります。
※焼き餃子にする場合には、包んだらすぐに焼くようにしましょう。皮が水分を含んで破れやすくなります
③包み終わったらスープを作ります。
深めの鍋に三つ葉以外のスープの材料を入れて、沸騰したら弱火に。
餃子を入れたら5分ほど茹でましょう。
④器にスープと餃子を入れ、三つ葉を散らし、ごま油を少しかければ水餃子の出来上がりです。お好みでポン酢をたらしても美味しいですよ。
まとめ
白ネギは緑黄色野菜ではなく淡白色野菜に分類され、青いネギとは区分けも栄養価も全然違います。
昔から風邪によく効くとされていますが、それは硫化アリルという刺激成分。
揮発性が高く殺菌作用も強い成分で、香りを嗅ぐだけでも効果があるほどなのです。
広島県山県郡の中村さんが丹誠込めて作った白ネギは、生のまま食べれば抜群の辛味と歯ごたえを、火を通せばコクと甘みが感じられる素敵な出来映えです。
薬味に使うだけではなく、メインの食材に据えて楽しんでくださいね。