トロッとシャッキリ!白ネギの辛味を活かしたマリネ
※常備菜や箸休めにピッタリの一品です
肉厚な中村さんの白ネギは、ゆっくり火を通すと外側は甘みを感じ、中はシャッキリとほのかな辛味が残ります。
その加熱した白ネギを、ちょっぴり和風のマリネにしました。
白ネギ特有のまったりとした食感が醤油の風味とマッチし、白ワインビネガーが爽やかに引き締めます。
甘みはネギから出てくるので、みりんや砂糖は使いません。
良い白ネギが手に入ったら、ぜひとも試してもらいたいレシピです。
材料(2人前)
・白ネギ 2本
・白ごま 適量
マリネ液
・オリーブオイル 大さじ4
・白ワインビネガー 大さじ1
・醤油 大さじ1
・ブラックペッパー 適量
①白ネギを4㎝程度の長さに切り、薄く油をひいたフライパンで焼いていきます。
火加減は弱火でじっくりを心がけましょう。
ひっくり返しながら全体的に焼き目をつけます。
※火加減が強過ぎると、外が焦げても中まで火が入りません
②マリネ液をタッパーに入れて混ぜておきます。
白ネギが焼けたら、熱いうちにマリネ液に浸しましょう。
焼き時間の目安は大体10分程度ですが、太さによって変わります。
真ん中あたりを菜箸で摘まみ、柔らかくなっていれば大丈夫です。
※つける時間は1晩程度が理想です。たまに入れ替えながら満遍なく浸かるようにします
③よく浸かった白ネギを取り出し、お皿に盛りつけます。
最後に白ごまを散らせば、白ネギのマリネの完成です。
まとめ
白ネギは緑黄色野菜ではなく淡白色野菜に分類され、青いネギとは区分けも栄養価も全然違います。
昔から風邪によく効くとされていますが、それは硫化アリルという刺激成分。
揮発性が高く殺菌作用も強い成分で、香りを嗅ぐだけでも効果があるほどなのです。
広島県山県郡の中村さんが丹誠込めて作った白ネギは、生のまま食べれば抜群の辛味と歯ごたえを、火を通せばコクと甘みが感じられる素敵な出来映えです。
薬味に使うだけではなく、メインの食材に据えて楽しんでくださいね。