春巻きの皮で作るデジマ(じゃがいも)を使ったカレー風味のサモサ
サモサはインドで軽食として食べられているおやつの1つです。
カレー風味に味付けした具材とパリパリの皮の食感が絶妙にマッチして、いつまでも食べてしまいそう。
ジャガイモ・デジマの良さを活かすため、粗めに潰して食感を残しています。
本場ではスープやチャツネにつけて食べるようですが、もちろんこのままでも美味しいですよ。
材料(30個分)
・ジャガイモ・デジマ 中4個
・ひき肉 100g
・たまねぎ(みじん切り) 1/2個
・にんにく(みじん切り) 1片
・カレー粉 大さじ1
・塩 小さじ1
・春巻きの皮(10枚入り) 1袋
・水とき小麦粉 適量
①ジャガイモ・デジマを蒸します。
大きいものは半分に切り、火の通りが均一になるようにしましょう。
②蒸している間に、他の具材の用意をします。
フライパンに少量の油(分量外)をひき、たまねぎとにんにくを炒めます。
たまねぎが透き通ってきたら、ひき肉を入れましょう。
ひき肉に火が通ったら、フライパンからあげておきます。
③蒸し上がったジャガイモ・デジマをボウルにあげ、皮を剥いてから木べらで潰します。
潰し方はお好みで良いですが、粗めの方がジャガイモ・デジマの良さが感じられるのでおすすめです。
④ジャガイモのあら熱が取れたら、②の具材と調味料をボウルに入れて混ぜます。
この時点で一度味見をしておき、好みの塩加減にしておきましょう。
⑤春巻きの皮を3等分にカットし、④の具材を包んでいきます。
端の方に大さじ1くらいの具材を入れて、三角形になるように折っていきましょう。
包み終わったら、最後の部分と浮いている箇所を水とき小麦粉で濡らして封をします。
⑥包み終わったら、高温の油で揚げます。
温度は180℃くらいで、揚げ時間は1〜2分ほど。
春巻きの皮は焦げやすいのでひっくり返しながら、きつね色になるまで揚げましょう。
取り出して油をよく切れば、サモサの出来上がりです!
まとめ
奈良県天理市で有機農法を実践されている、西前さんから届いたジャガイモ・デジマ。
このデジマとは長崎の出島を差し、育成され始めたのが長崎だったことからつけられました。
あまり聞き慣れない種類のジャガイモですがその歴史は比較的古く、1971年頃から栽培されています。
皮が柔らく煮崩れしにくい、とても調理しやすい食材です。
歯ごたえを残しながらホクホク感も失わない、男爵とメークインの良いどりのようなジャガイモですよ。
柔らかな食感と甘みを、心ゆくまで味わってみてください。