素材の味を堪能するサラダかぶの浅漬け
蕪といえば千枚漬けですが、綺麗にスライスしたり重しを使って漬けこんだりとなると結構手間がかかります。
というわけで今回は代わりに簡単な浅漬けのレシピを紹介します。
浅漬けは蕪だけではなく、いろんな野菜に使えるので一緒にお好きな野菜を漬けてみてください。
そして今回も、紫黒酢と奥能登の海水塩の出番。
シンプルなレシピだからこそ、いい材料を使うことで素材の味もまた活かされます。
葉ものを入れる場合は水分が多く出るので、塩分量の調節に注意してくださいね。
材料(2人前)
・サラダ蕪 2個
・紫黒酢 大さじ1
・奥能登の海水塩 蕪の重さの2%(今回は6g)
・昆布 5㎝角程度
・鷹の爪 1本
・砂糖(きび糖) 小さじ2〜大さじ1
①蕪は葉を切り落としてよく洗い、半分に切り皮ごと5mm程度にスライスします。
鷹の爪は水で戻してから輪切りにしておきましょう。
はさみで昆布を細く切っていきますが、軽く火で炙ると割れずに綺麗に切れます。
②蕪の量を量りその2%の分量の塩を用意します。
今回は2つで320gだったので6g、小さじ1と1/4程度です。
③大きめのボウルにサラダ蕪を入れ、海水塩と混ぜ合わせましょう。
先に塩と合わせることで蕪から水分が出るので、味が入りやすくなります。
④残りの調味料を全て入れ、混ぜ合わせます。
綺麗に混ざればジップ付きの袋に入れ、出来るだけ中の空気を抜きましょう。
⑤冷蔵庫の中に入れ、中身の入ったペットボトル等をのせてしばらく漬ければ完成です。
6時間程度が漬け込む目安ですが、それより早くても蕪本来の味が楽しめて美味しいですよ。
まとめ
岡山県の宇野さんから、無農薬サラダ蕪が届きました。
一目見ただけでは普通の蕪と見分けがつかないのですが、食べてみると違いは瞭然! 筋っぽさが一切なく、しゃっきりとした歯ごたえと甘みが特徴です。
もちろん葉も生で食べられますが、これだけ沢山あると持て余してしまいがちです。
なので番外編になりますが、簡単に作れる蕪の葉の常備菜をご紹介。
2株分の葉に対して酒、みりん、醤油を各大さじ1、鰹節の小分けパックを用意します。
フライパンにごま油をひき、4〜5㎝程度に切った葉を投入します。
しんなりしてきたら調味料を入れ、全体に満遍なく混ざったら鰹節も入れましょう。
水分が無くなるまで煮詰めたら、蕪の葉の炒め煮の完成です。お好みでゆず胡椒を和えればすこし大人の味わいに。
このように葉まで美味しく食べられる、宇野さんの無農薬のサラダ蕪。
美味しさを損なわないようシンプルさを心がけたレシピになっていますので、ぜひご賞味ください。