素麺にもご飯にも合わせられる島オクラを使った山形のだし
※これだけで、ご飯がいくらでもすすんじゃいます
山形の郷土料理である「だし」を、島オクラをメインにして作りました。
島オクラは普通のオクラと比べて粘りが強いため、だしがさらに絡みやすくなるんです。
シャキシャキとした食感と粘りの組み合わせは、食欲が落ちてくる時期にピッタリ。
茗荷や大葉の香りも加わって、ご飯に合わせるのはもちろん素麺やざるそばにも最適です。
福神漬けの代わりに、カレーの添え物にしても爽やかで美味しいですよ。
材料3〜4人前
・島オクラ 10本程度
・ナス 1本
・きゅうり 1本
・茗荷 1〜2本
・大葉 5〜6枚
・麺つゆ2倍濃縮 大さじ2
・ごま お好みで
・七味唐辛子 お好みで
①島オクラの下処理をしておきます。
ヘタの先を切り落とし、固い周囲も削いでおきましょう。
※切り過ぎると、下茹での際に中に水が入ってしまうので、注意しましょう
②ナスときゅうり、大葉、茗荷をそれぞれ5mm角のみじん切りにします。
ナスときゅうりのみ、ボウルに入れて少量の塩分量外と和えて揉み、水分を出します。
5分ほどで水が出てくるので、捨てておきましょう。
③鍋にお湯を沸かしておきます。
先ほど下処理をしたオクラに塩をかけ分量外、まな板の上ですって産毛を取ります。
塩が付いたまま、沸騰したお湯に入れて下茹でしましょう。
茹で時間は1分30秒程度が理想です。
※茹で上がったら氷水に浸し、火が入り過ぎないようにして食感を残します
④茹で上がったオクラをナス等と同じくらいの大きさにカットし、材料全てを混ぜ合わせます。
冷蔵庫でしばらく冷やし、味が馴染んだら出来上がりです。
お好みでごまや七味唐辛子を混ぜて召し上がってください。
まとめ
※よく見かけるオクラと違い、角が丸いのが特徴です
島オクラは主に沖縄で生産されている希少性の高い野菜です。
ほのかな甘みを感じ、通常のオクラよりも柔らかいので、火を通す時間は短めを心がけましょう。
オクラに含まれるペクチンにはデトックス、ムチンには疲労回復の効果があると言われていますが、それだけではありません。
豊富なβカロチンを始め、夏場には必須となるカリウム、カルシウムも多く含まれ、栄養の宝庫なんです。
奈良県天理市の西前さんの育てた島オクラはもっちり肉厚な食感がたまりません!
夏の暑さに負けないように、たっぷりと召し上がってください。