見た目も涼しい前菜!ミニトマトとバジルの和風ジュレ寄せ

スタッフレシピ


ひんやり冷たい、前菜レシピです
 

レシピのポイント

ミニトマトにはグルタミン酸が、鰹節にはイノシン酸という旨味成分が含まれています。

この2つの組み合わせはとても相性がよく、相乗効果が生まれて味に深みが出ます。

そこにバジルを加えることで香りもプラスされ、味覚も嗅覚も刺激する食欲増進レシピです。

ミニトマトの甘みを活かすため、味つけは薄味にしています。

コンソメスープや中華出汁で作ってみても、バジルの代わりにイタリアンパセリやパクチーを使ってみても美味しいですよ。

 

材料(2人前)

ミニトマト       10個前後
バジル         5~6枚

鰹節          ひとつかみ
薄口醤油        小さじ2
塩           ひとつまみ
お湯          300cc
イナアガー       5g

 

レシピ

 

手順 1

ミニトマトはヘタをとってよく洗い、下部に爪楊枝で穴をあけてボウルに入れます。

沸騰したお湯をかけて20秒ほどしたら流水で冷やし、皮を剥いておきましょう。

※湯剥きすることで中まで味が染みやすくなります
 

手順 2

小鍋にお湯300ccを沸かし、沸騰したら火を止めてから鰹節を入れ、3分待ちます。

3分経ったら茶こし等で濾して、そこに薄口醤油と塩を入れてよく混ぜます。

※濾した後の鰹節は、同量の醤油とみりんと炒めればふりかけにも使えます
 

手順 3

手順2を小鍋に移し、沸騰するまで加熱します。

沸騰したら弱火にして、湯剥きしたミニトマトを入れて5分ほど煮込みます。

 

手順 4

ミニトマトを鍋から取り出し、耐熱容器に入れておきます。

鍋にイナアガーを入れ、泡立て器などで丁寧に混ぜながら煮立たせます。

1分ほどしたら火を止め、先の耐熱容器に流し込みましょう。
 

手順 5

あら熱が取れたら冷蔵庫で冷やし、出汁が固まったら取り出します。

器に出汁のジュレとトマト、手でちぎったバジルを入れて盛り付ければ出来上がりです!

 

まとめ

※カラフルな見た目は、観賞用植物だった名残です


ミニトマトは飾りや彩りに使われる事が多い野菜ですが、メインにも調味料代わりにもなる優れもの。

フレッシュなミニトマトをソースに使うと甘みと酸味が活き、煮込めばコクが加わります。

南米アンデス地方で原産で、雨が少ない高地で出来た野菜のため、少ない水で育てると甘みが強くなるんです。

ミニトマトはトマトよりも栄養価が高いことをご存知でしょうか。

βカロチンの量は2倍近く、リコピンや他の栄養素もトマトを上回っているんです。

リコピンは肌を健康にするとも言われているので、日差しで肌が荒れやすいこの季節にはぜひ摂取しておきたいですね。

兵庫県明石市の後藤さんが作った身体を潤すミニトマト、沢山食べて夏の暑さを吹き飛ばしましょう!

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