ターサイで巻いた大根入りの和風な蒸し焼売
ターサイで巻いた和風な蒸し焼売レシピのポイント
大根と一緒に食べることで、口の中もさっぱりとする、ターサイを皮に使った焼売です。
焼売は中華料理ですが、味付けと飾り方に変化をつけてあっさり和風テイストに。
冬至の季節に合わせて柚子の香りを加えています。
味付けにも柚子胡椒を使い、ぴりっとしたアクセントがありながらも爽やかに仕立てています。
飾り付けに使った大根は、ます大根と呼ばれる飾り切りです。
この切り方は簡単ですが、日本料理や会席料理でも使われるものです。
色んなシチュエーションで役立ちますので、覚えておいて損はないですよ。
材料(10個分)
・ターサイ 10枚(外側の大きめサイズ)
タネ用
・ひき肉 100g
・たまねぎ 1/4個
・片栗粉 大さじ1
・お酒 大さじ1
・柚子胡椒 小さじ1
・醤油 小さじ1
・ごま油 小さじ1
・大根 2〜3㎝程度
・柚子皮 適量
・奥能登の海水塩 適量
・ブラックペッパー 適量
①よく洗ったターサイを葉ごとに分け、軽く茹でます。
茹で時間は、30〜40秒程度ですが、先に茎の方から入れるようにします。
そうすることで、全体の火の通りが均一になります。
茹で終わったらすぐに冷水に取っておきましょう。
②タネ用の材料を全て合わせ、良くこねておきます。
粘り気が出るくらいに混ぜたら、茹でたターサイで包みます。
葉が小さい場合には、2枚重ねて使うようにしましょう。
③巻き終わった焼売を蒸していきます。
蒸している間に解けてしまわないように、爪楊枝で刺しておきましょう。
大きさにもよりますが、1本の爪楊枝で2つくらいが理想です。
④焼売を蒸している間に飾りの用意です。
柚子皮は千切りにしておきます。
次に大根を1〜2mmに薄切りにして正方形にカットします。
四片をさらに切り落としていけば、ます大根の出来あがりです。
⑤お皿にます大根を置き、その上にターサイの焼売を盛りつけます。
柚子皮をのせ、塩とブラックペッパーを散らせばターサイを使った焼売の完成です!
井上さんの有機ターサイ
ターサイはターツァイ(搨菜)とも呼ばれ、その名前のイメージ通り中国が原産の野菜です。白菜やちんげん菜と同じアブラナ科の野菜ですが、それらと比べれば見かける機会が少ない野菜かもしれません。
しかしその美味しさは折り紙付き!
特に合うのは炒め物で、どんな食材と組み合わせても本格的な中華料理になっちゃいます。
井上さんの有機ターサイは火を通したときの甘みが特に強く、料理の際にも砂糖やみりんを加える必要が無いほどです。
火を通しても煮崩れしにくく、野菜を沢山取りたい時にはもってこいの有機ターサイ、色んな食べ方で召し上がってみてください。