濃縮された具材の旨味を味わう!バターナッツの豚汁
具沢山の汁物は、それだけで立派なおかずになります
レシピのポイント
冬になると食べたくなる豚汁に、バターナッツを使いました。
最初に炒めることで煮崩れしにくくなり、素材の味が濃縮される効果もあります。
バターナッツから優しい甘みが溶け出すので、みりんや砂糖を入れなくてもほど良い甘さに。
ごぼうや豚肉からも良質の出汁が出るので、かつおや昆布の出汁も必要ありません。
使う味噌によって塩分量が違うので、味を見ながら醤油で調節してくださいね。
材料(4〜5杯分)
バターナッツ 1/2個
豚肉 200g
大根 10cm程度
ごぼう 1/2本
にんにく 2片
青ねぎ 適量
味噌 お玉1杯分
醤油 大さじ1
ごま油 大さじ1
水 800cc
レシピ
手順 1
まずは食材の下準備です。
バターナッツは良く洗い、種をとっていちょう切りにしておきます。
ごぼうはささがきにして水にさらしておきましょう。
大根は半月切りに、にんにくは5mm幅にスライスし、豚肉は食べやすい大きさにカットします。
※この他にも人参やこんにゃく、里芋などを入れても美味しいです
手順 2
フライパンにごま油をひき、にんにくを入れて弱火で香りを出します。
香りが出てきたらバターナッツと大根、ごぼうを入れて中火で炒めましょう。
にんにくと具材を先に炒めることで、豚汁にコクが出ます。
※先に炒めることで煮崩れも防ぎます
手順 3
具材に火が通ったら深めの鍋に移し替え、水を入れて沸騰させます。
沸騰したら弱火にし、豚肉を入れましょう。
アクを取りながら豚肉に火が通るまで煮込んでいきます。
※強火で加熱すると、豚肉が堅くなってしまいます
手順 4
豚肉に火が通ったら火を止めて、味噌を入れましょう。
味をみながら醤油で塩味を調節したら、しばらく冷まして具材に味を染み込ませます。
食べる直前に温めなおし、器に盛りつけて刻んだ青ねぎを散らせば出来上がりです!
繊維質が少なくねっとりとした食感が特徴のバターナッツ
※独特の形と鮮やかな色味が目にも楽しい野菜です
ひょうたんのような見た目のカボチャ、バターナッツ。
繊維質が少なくねっとりとした食感が特徴で、ポタージュなどによく使われます。
生のままでも食べられるので、応用の幅が広く使い勝手のいい野菜です。
切ってみると瓜の様な爽やかな香りを感じ、オレンジ色の果肉が食欲をそそります。
そのオレンジ色の成分は、カロテノイドと呼ばれる栄養素です。
抗酸化作用がありアンチエイジング効果も期待出来るうえ、ビタミン類も豊富なので風邪の予防にも効果的です。
愛知県の竹内さんが育てたバターナッツのコクのある甘み、ぜひ味わってみてくださいね。