衣の下味は不要!とうもろこしと枝豆のかき揚げが美味
シャキッとしたとうもろこしに、ホクホクとした枝豆が絶妙なアクセントに
レシピのポイント
とうもろこしの甘みと塩ゆでした枝豆の味わいが合わさった、夏にこそ食べたいかき揚げです。
具材の味がしっかりしているので衣には味付けはしていませんが、食べる際に塩を少しつけることで、甘みがさらに引き立ちます。
揚げ物の中でもなかなか難しいかき揚げですが、粉の入れ方を工夫すると意外と揚げやすいんです。
コツは最初に小麦粉と具材を混ぜてしまう事。
そうすると具材同士が繋がりやすくなり、油の中でばらけにくくなりますよ。
材料(2人前)
とうもろこし 1本
枝豆 1袋(鞘込みで200gが目安です)
小麦粉 大さじ3
水 大さじ1〜1.5
枝豆の塩茹で用
塩 40g(茹で水に対して4%が目安です)
水 1ℓ
レシピ
手順 1
鍋に水を入れて沸騰させておき、その間に枝豆を塩もみします。
塩揉みに使う塩は、計った分の半分くらいです。
残った塩と塩揉みした枝豆を塩ごと沸騰したお湯の中にいれ、4分ほど茹でましょう。
茹で終わったら団扇や扇風機の風である程度冷やし、鞘から取り出しておきます。
※茹で上がった枝豆は水にさらすと、水っぽくなってしまいます
手順 2
とうもろこしを芯から外します。
3等分くらいにカットし、2列ほど包丁で切り目を入れて取ります。
あとは指ではがしていくと簡単です。
※剥きにくいようならまな板の上にとうもろこしを立て、芯に沿って削いでいきましょう
手順 3
フライパンに2㎝ほど油を張り、170〜180℃くらいまで加熱します。
ボウルにとうもろこしと枝豆を入れ、小麦粉を入れてよく混ぜましょう。
具材にまんべんなく小麦粉がついたら、水を加えてさらに混ぜます。
手順 4
木べらの上に具材をのせて丸く形作り、油の中へゆっくりと入れていきます。
片面を1分、裏返して1分ほどで取り出し、油をよく切ってお皿に盛りつければ出来上がりです!
茹でても揚げても美味しく仕上がるとうもろこし
※つやつやとした実は今にもはじけそうなくらいです
とうもろこしの皮は、セルロースという不溶性食物繊維で出来ていてます。
腸内環境を整えるのと共に満腹感が得られるので、ダイエットにも向いた食材です。
ミネラルやビタミンの含有量も多いですが、炭水化物も多く含まれ疲労回復にも効果的だと言われています。
米と麦に並んで世界三大穀物に数えられるとうもろこしは、調理の方法も様々です。
蒸したり焼いたりはもちろん、茹でても揚げても美味しく仕上がるとても使いやすい食材なんです。
ただし鮮度が落ちやすく、収穫から時間が立つと栄養素も少なくなってしまいます。
長野県佐久市、磯村さんのとうもろこし、届いたらすぐにでも美味しさを味わって欲しい一品です。