野菜作りに答えはない!大阪府羽曳野市で無農薬農家を営む高橋さんを訪問

生産者インタビュー

おいしい野菜を求めて、大阪府羽曳野市へ

今回スタッフが訪問させて頂いたのは、大阪府羽曳野市。

人口は約11万2,000人。いちじくの栽培でも有名なこの土地に、無農薬農家の高橋さんの農園がありました。

訪問した日の天気は晴れ。10月の下旬にも関わらず、すこし汗がにじむような陽気でした。

農園は街中にあり、農園前には野菜の販売スペースも設けられていました。

 

すべての野菜は、ろ過した水で洗って出荷

 

 
高橋さんの野菜作りは土作りから始まります。

平成10年に農園を開始したとき、なんと土の総入れ替えを実施したそうです。

堆肥を使って、2年間かけて基本となる土を作ったのだとか。

畑の水は井戸水を使用。

出荷する前には、5種類の特別な石を使用したろ過装置でろ過した水を使用し、すべての野菜を洗っているのだとか。

そのため、どの野菜も比較的長持ちしやすくなり、好評なのだそうです。

 

子どもの頃に食べた味を再現すべく農家へ

 

 
親がもともと農業をしていたという高橋さん。

小さい頃に育った田舎で食べた野菜の味と、都会で食べる野菜の味の違いにおどろき、当時勤めていた会社を辞めて自分で野菜作りをはじめたそうです。

平成10年から農業をはじめた高橋さんですが、その頃は無農薬・無化学肥料で野菜を作っている農家さんがほとんどおらず、何の情報もなかったそうです。

そのため、だれにも聞くことができませんでしたが、そのぶん自分で試行錯誤をしていたのだとか。

そうした経験から、「野菜作りに答えはない」という信念が、高橋さんに生まれたそうです。

こうしてはいけない、あれを使用しないといけない、などといった決まりは野菜作りには無く、おいしい野菜を作るために様々な試行錯誤を繰り返していくことが重要だと話してくださいました。

また、「土の入れ替えなど大変だったのでは?」という質問に対して

「大変だと思ったことはない。今振り返るといい思い出。大変だと思う間も無く、一生懸命必死にやっていた。」

という印象的な返答をいただけました。

高橋さん自身が率先して作業をされる姿や、野菜について語る姿からも、スタッフの皆さんに慕われている様子がよくわかりました。

 

肥料は主に玄米酵素を使用

 

 
高橋さんの畑で使用している肥料は、玄米酵素、緑肥、鶏糞とのこと。

玄米酵素をメインに使用している理由は、色々と試した中で最も野菜の育ちが良かったからだそうです。

また、育ちすぎた野菜も、米ぬかを加えて肥料にしているそうです。

 

 
そんな高橋さんの農園で採れるオススメお野菜は

これからの季節、里芋、人参、大根、ほうれん草、レタス、さつまいもとのことです。

特にレタスは苦味が少なく、食べやすいので人気なのだとか。

また、農園前にある野菜の直売所には、遠方から買いに来るひとも居るほど。高橋さんの野菜はファンが多そうですね。

農業大学生を受け入れるなど、農業界全体の発展にも貢献されている高橋さん。

想いの詰まったお野菜はもうお取り扱い開始しています。

ぜひチェックしてみてください。

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