固定種や在来種で育てる和歌山県岩出市の無農薬農家の小林さんを再訪問

生産者インタビュー

神戸から車で1時間、小林さんと再開

今回スタッフが訪問したのは、和歌山県岩出市にある小林さんの農場です。

今回が2度目で、2017年3月ぶりの訪問となります。

※前回の記事はコチラ

前回は梅の花が咲いている春頃に訪問させて頂きましたが、今回は夏。

取材当日も晴れていて、大変暑い日でした。小林さんの農場がある和歌山県岩出市は人口約5万3千人。

市の南端に紀ノ川が流れていて、奈良県と大阪府に挟まれた場所に位置しています。

平均気温は16〜17℃と比較的穏やかで、この日は小林さんのお父様も一緒に農作業をされていました。

水持ちがいい粘土質の土壌は、緑肥を続けることによって良い土壌になってきたそうで、自然(微生物)の力でさらに水持ちする力がアップしてきたそうです。

季節は変わっても、変わらない小林さんのお人柄

前回ご訪問させていただいた時も、気さくで明るく人を惹き付ける人柄で我々スタッフをもてなしてくれた小林さん。

約4ヶ月ぶりとなる今回も、その変わらないお元気な姿で我々を迎えてくれました。

自分自身が「美味しい!」と感じた野菜をお客様にお届けするために、決して手間を惜しむことはありません。

以前と変わらず、「お客様第一」で野菜作りを続けておられました。

お客様に「美味しい!」野菜を届けるための工夫

今、小林さんが一番お客様に届けたいと思っている野菜は、枝豆。

その努力はいまも続いており、小林さん自身が美味しいと感じた味になるまで、試行錯誤を繰り返しているそうです。

また、トウモロコシに関してはネットをかけた虫対策を行い、次の年のために種を取り栽培を繰り返す、「自家採種」で育てられています。

また、野菜本来の味を楽しむことができる、「固定種」や「在来種」での栽培をされています。

美味しい野菜を作るために手間は惜しみません。

小林さんに、これからオススメの野菜を聞きました

小林さんの農場で作られている野菜で、これからのオススメは絹うり。

あまり聞き慣れない野菜かもしれませんが、淡白な味わいで漬物にピッタリなんだそうです。

他に赤オクラも、これからの季節はおいしくオススメとのこと。

また、ポップコーン専用のコーン「ポップコーン」も栽培されていました!

ピースボートで世界一周旅行中に出逢われた奥さまとは、残念ながら今回もお会いすることはできませんでした。

でも、次に訪問させていただいた時にはきっと会えると信じて、小林さんの農場を後にしました。

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