コクのある酸味で甘みを活かす新ごぼうのバルサミコ酢ソテー
※バルサミコ酢の柔らかい酸味と醤油が、新ごぼう本来の甘さを引き立てます
レシピのポイント
きんぴらによく使われるごぼうですが、洋風の味付けにしても美味しいです。
特に新ごぼうは食感も柔らかく加熱時間も短く済むので、香りを生かした調理に向いています。
今回のレシピで合わせた調味料はシンプルにバルサミコ酢と醤油のみ。
バルサミコ酢はお酢の中でもコクと甘みがあり、醤油との相性もすこぶるいいです。
箸休めにもワインのアテにもオススメな、お手軽レシピですよ。
材料(2人前)
新ごぼう 1本
バルサミコ酢 小さじ2
醤油 小さじ1
ブラックペッパー 適量
オリーブオイル 適量
レシピ
手順 1
新ごぼうはたわしで洗い、斜めにカットします。
カットした後は黒ずまないように水につけておきます。
※斜めに切ることで、調味料が絡む面積が広くなります
手順 2
バルサミコ酢と醤油を合わせておきましょう。
※バルサミコ酢の代わりに黒酢を使う場合は、砂糖を小さじ1加えます
手順 3
フライパンにオリーブオイルをひき、中火で新ごぼうを焼いていきます。
油がはねるので、きちんと水分を拭き取っておきましょう。
手順 4
3〜4分ほど炒めたら火加減を強火にして、合わせた調味料を加えます。
全体に絡むように炒め、水分がなくなったら器に盛り付け、ブラックペッパーを散らして完成です
香りが豊かで柔らかい小野さんの新ごぼう
※皮の周りに栄養が詰まっているので、たわしか包丁の背でそいで処理します
新ごぼうには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方が含まれ、デトックス食材としても優秀です。
不溶性食物繊維のリグニンには、発がん性物質を吸着させる効果があると言われてます。
また腎臓の機能を高めるので、利尿作用にも期待が持てます。
ごぼうと新ごぼうの違いは、収穫する時期。
通常のごぼうは一年ほどかけて成長させますが、新ごぼうは半年くらいで収穫します。
そのため香りが豊かで柔らかいのが特徴です。
しかしその分風味が落ちやすいので、早めに食べるように心がけましょう。
徳島県阿波市の小野さんが育てた新ごぼう、たっぷりと堪能してくださいね。