鹿児島県姶良郡で有機農業を営みながらレストランも経営する園山さんを訪問
鹿児島県姶良郡の畑にお邪魔しました
今回スタッフが訪問させて頂いたのは、鹿児島県姶良郡にある園山さんの畑。園山さんは鹿児島市にも畑を持っておられるそうです。
あいにく天気はすぐれませんでしたが、色々な話を伺うことができました。
姶良郡の畑は、霧山連山の栗野岳にあります。栗野岳は、鹿児島県と宮崎県の県境に位置する標高1,094mの山。
土は黒土で柔らかく、水はけも良いため、標高が高いのと相まって野菜つくりに向いているのだそうです。
夏はでも涼しく、南九州特有の多雨な気候ですが、盆地のため冬場は寒冷で、夏冬・昼夜の寒暖の差が著しいのが特徴です。
父の跡を継いで、有機農業を志した
園山さんのお父様は、有機農業40年の大ベテランで、まだ有機農業をしている農家がほとんどいないときから、有機農業に挑戦されていた方でした。
そんな父の影響で、子供の頃から畑は園山さんの遊び場でした。
「ゆくゆくはこの畑をお前たちに任せる」とお父様に言われていた園山さんは、宮崎大学農学部を卒業後、本格的にお父様のもとで有機農業をはじめました。
6人兄弟の長男である園山さんは、ご家族や二人の弟さんたちと共に有機農業に励んでいます。
真面目な人柄で、野菜と家族へ平等に愛情を注いでいます。
草堆肥を手づくりするなど、健康な土づくりをすることで、野菜も元気になるという信念を持っているそうです。
畑で採れた野菜を使って、レストランも経営
畑で採れた野菜は、自分たちのレストランでも使用しています。レストランの経営は、お父様の夢でもあったそうです。
妹さんが店長、三男の弟さんがシェフを務められているそうで、まさに家族全員が力を合わされているんだなと感じました。
お客様からの評判もよく、人気のお店らしいですよ。
特に1番人気のお野菜は人参。甘くて美味しいと評判なんだそうです。
人参をまるごと使ったジュースも人気なんだとか。
園山さんの畑で採れた野菜は、今後扱っていく予定ですので、楽しみにしていてくださいね!