小松菜の保存方法のコツ

保存方法

小松菜

小松菜の保存期間と方法

一般的な小松菜の保存方法は「冷蔵保存」と「冷凍保存」に大別されます。冷蔵庫に入れていてもすぐにしおれてしまうことも多いのが葉物野菜の特徴。小松菜も例外ではありません。そのため、常温保存は出来るだけ避けるようにして数日以内で食べきるなら冷蔵、それ以上保存したい場合は冷凍して保存するようにしましょう。

小松菜の特徴

小松菜の旬は冬ですが、通年手に入りやすく、栄養価がとても高いこともあり、食卓に並ぶ回数は多い野菜と言えるでしょう。ビタミンやカルシウムも豊富で、味にクセが少ないため、炒め物や鍋、おひたしなど、様々な料理に使われます。

見た目はホウレンソウと良く似ていますが、ホウレンソウと比較してアクが少ないのも特徴のひとつと言えます。ただ、葉物野菜であるため、乾燥に弱く、すぐにしなびて見た目も味も落ちてしまうところは悩みの種かもしれません。

小松菜の保存期間をできるだけ伸ばしたい方向けの保存方法

冷蔵保存

小松菜洗い
小松菜は前述の通り、乾燥に弱い緑黄色野菜です。そのため、購入後の保管は常温ではなく冷蔵庫または冷凍庫で保存することをお勧めいたします。

■STEP1:流水でしっかりと洗う
購入したばかりの小松菜は土や泥が付着していることが多い野菜です。特に根本に近く、密集している部分は洗い残しが発生しやすいポイントでもありますので出来れば、根元の部分を切り落としてから、しっかりと洗うようにしましょう。

■STEP2:キッチンペーパーで包む
乾燥が大敵である小松菜は、洗ったら優しくキッチンペーパーで包むと良いでしょう。その際、キッチンペーパーにも水分を含ませた状態で包むことで乾燥し過ぎてしまうことを防ぐ効果が生まれます。

■STEP3:冷蔵庫では縦置きがおススメ
最後に冷蔵庫に入れる際には、可能な限り縦置きするようにしましょう。畑で育っていた状態が野菜にとっては一番自然な形です。このように本来の状態に近づけて保存をすることで保存期間を延ばす効果があると言われています。また、横置きと比較して、下側に余計な加重がかかったり折れ曲がったりすることが無いので、縦置きにはメリットがたくさんあります。

冷凍保存

小松菜カット
小松菜は前述した通り、アクが少ないため、下茹でをしてから冷凍をするといった手間がかからないことも特徴のひとつです。下茹でをするとどうしてもふんだんに詰まった栄養価が抜けてしまうこともありますので、手間暇かからず栄養も保ったまま冷凍保存できるのは嬉しいですよね。

さらに、冷凍した小松菜を料理で使う場合、そのまま鍋に入れたり、炒めたりと、解凍してからではなく冷凍庫から出してすぐに使えるのも小松菜が冷凍保存に向いている理由です。ただし、切り口から徐々に痛み始めてしまいますので、なるべく早く使い切るようにしましょう。

■STEP1:流水でしっかりと洗う
冷蔵保存の時と同様、根元に付着した土や泥に注意しながら、しっかりと流水で洗い流しましょう。ただし、冷蔵するときとは違い、水気が付いていると冷凍したときに互いにくっつきやすいため可能な限り水気はふき取るようにしましょう。

■STEP2:使いやすい適度な大きさにカットする
冷凍した小松菜は冷凍庫から取り出してそのまま料理に使います。そのため、使いたい適度な大きさにカットしておくと良いでしょう。

■STEP3:冷凍用保存袋に入れて冷凍庫へ保存
冷凍用の保存袋に入れて、空気を出来るだけ抜いてから封をして保存しましょう。小松菜は冷凍するとバラバラと砕けやすくなるため、一度に使い切れる量を小分けにして保存すると良いでしょう。冷凍すると2,3週間は保存可能です。

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