大根の保存方法のコツを分かりやすく解説
丸ごと大根やカット大根を買ったものの、使い切れずにダメにしてしまった。こんな経験はありますよね。
使おうと思っていたけれど、使い切れないうちに傷んで捨ててしまうのは本当にもったいないです。
今回はこの大根の保存方法についてお話ししていきます。
大根の保存の秘密は部位ごとの保存?
大根は部位によって、味も食感も違うのをご存じですか?先端、中間、根本、さらには葉っぱも。せっかくなら、部位に合った料理法で使い分けるのがおすすめです。丸ごとの場合は部位別に切り分けておけば、保存もしやすくなります。
大根丸ごとの場合の切り分け方
まず、大根は葉や茎がついているとしなびやすいので、買ってすぐに葉や茎の部分は切り分けておきます。
さらに大根の身を根元部分、中間部分、先端部の3つに切り分けます。
大根の葉の保存方法
葉付きの大根の場合は、葉元ギリギリのところに包丁を入れ、切り口のところにキッチンペーパーを巻きます。そしてビニール袋に入れて立てた状態で保存しておきます。こうすると傷みにくく、葉の部分も余すことなく食べられます。
大根の保存方法
三等分した大根は、それぞれキッチンペーパーで丁寧に包んだ後、ポリ袋に入れて口をしばるか、ジッパー式保存袋に入れ、密封して保管します。キッチンペーパーが湿ってきたら、まめに取り替えましょう。
大根の賞味期限が延長!用途別に冷凍保存
料理用にカットしてから冷凍
イチョウ切り、短冊切り、輪切りなどにした大根を、冷凍用保存袋に小分けして冷凍庫へ。そのまま味噌汁などに入れられて重宝します。保存目安は約1カ月。
大根おろしにして冷凍
大根をすりおろしたら、水気を切り、製氷皿やアルミカップなどで小分けにして冷凍。凍ったら、冷凍保存袋へ。使うときには自然解凍してそのまま食べることができます。1カ月ほどを目安に使いきりましょう。
葉も刻んで冷凍
細かく刻んだ葉を塩揉みし、緑色の汁が出てきたら流水で洗います。水気を絞ってから、ラップで小分けに包み、冷凍保存用袋に入れて冷凍庫へ。この状態で約1カ月保存できます。