種への強いこだわりと愛情!愛媛県今治市の無農薬農家の瀬戸さんを訪問

今回ココノミスタッフが訪問させて頂いたのは、愛媛県今治市の瀬戸さんの農園です。ご自身の畑で大根などの野菜に花を咲かせて固定種を採種するなど、種に強いこだわりをもつ瀬戸さん。大根やひのなかぶ、ブロッコリー、ほうれん草、春菊など、おいしそうなお野菜をたくさん見学させていただきました!

意外と珍しい大根の花!

ーーこんにちは。本日はよろしくお願いします。
瀬戸さん「こんにちは(笑)」

ーー広いですね~。
瀬戸さん「ここは、ラッキョウが植えてあります。エシャロットです。もう少しですね。こっちは、ジャガイモです。」

ーーこれ、ジャガイモの花ですか?
瀬戸さん「見た事ありますか?」

ーー初めてです。
瀬戸さん「あっ!これ、ダイコンだ!すみません、間違えました(笑)」

ーー(笑)これは、ダイコンの花ですか?
瀬戸さん「そうです(笑)ダイコンの最終形態です。ダイコンって根っこなのですよ。根っこから、茎を伸ばして花が咲きます。」

ーーへ~。だからこんな形をしているのですね。
瀬戸さん「人が食べるのは、下の方だけですから。ダイコンの本当の姿はこれです。花まで咲かして種を取ると、こういった形ですね。」

ーー可愛い花を咲かせますね。
瀬戸さん「食べられなくなってしまいますが、ダイコンは子孫を残せます。」

ーーでは、種取りをしているのですか?
瀬戸さん「はい。一本残せば、十分取れますね。」

ーー一本で種はどれくらい取れますか?
瀬戸さん「結構、取れますよ。ダイコンって丈夫でして、ポイっとしていても花を咲かせて、種が取れますね。」

ーー凄い!
瀬戸さん「知らない所にダイコンが生えているってパターンがありますね(笑)」

ーー道にど根性ダイコンってありますね(笑)いつの間にか生えているのですね。
瀬戸さん「同じですね(笑)ここは、ジャガイモもあります。新ジャガですね。」

ーー春ですね~。
瀬戸さん「ここら辺は、ヒノナカブです。京都のカブです。少し小さいですけど、ピンクと白色のグラデーションのカブになります。これも花が咲いていますけど。」

ーー京野菜ですか?
瀬戸さん「そうです。京都では、漬物になりますけど、炒めても美味しいですよ。細長いので千切りにしてサラダでもいいですよ。」

ーーくせがあんまりないですね。
瀬戸さん「これは、カツオ菜っていう品種です。お雑煮に入れますね。」

ーー馴染みがない名前ですね。お雑煮に?
瀬戸さん「そうです。お雑煮以外でも、煮物や汁物に入れます。いい出汁が出るのですよ。美味しいですよ。」

ーーへぇ~。覚えておきます(笑)

撒きづらい種に行うコーティング

瀬戸さん「これは、ブロッコリーでドシコという品種です。これは、固定種といって種取りをしている品種です。僕が使っている種は、コーティングされてない、生の種を使っています。」

ーー種にコーティングですか?
瀬戸さん「そうです。例えば、ニンジンの種だと、カプセル状にコーティングされています。」

ーー生の種ってどんな感じですか?
瀬戸さん「言い方が悪いですが、小さくてゴミみたいですね。だから、蒔きづらくて。まばらに蒔くと、どうしても混み合って出てきてしまいます。それを、間引いていくのが、また大変でして。」

ーーすごく手間がかかりますね。それでも生の種にこだわっているのですね!
瀬戸さん「はい、そうです。野菜を売る時に、バックグラウンドが話せるので。こういう風に成長して、色んな過程を経て、種が取れましたと。そういう野菜の方がなんだかいいですよね。」

ーーこのホウレンソウも?これは、日本ホウレンソウですか?
瀬戸さん「はい。多分、取引をしている種屋さんしか扱ってないです。」

ーー日本ホウレンソウって小さいですよね?
瀬戸さん「育て方によっては大きくなりますが、僕のはまだ小さいです(笑)」

ーーまだ、これからって事ですね。
瀬戸さん「ただ、育ち方として、葉が地面に沿ってベッタリくっつくような感じで、あんまり縦に大きくはならないですね。だけど、その分甘味はあります。」

ーー横に広がって育つのですね。面白いですね。

ハウスのお野菜を見学!

瀬戸さん「次はハウスの方に行きましょう。2棟のハウスです。」

ーーはい。
瀬戸さん「ハウスは、レタスをやっていました。レタスを採り終わって、夏の野菜類の準備をしています。」

ーー準備ですか?
瀬戸さん「そうです。土の上に腐葉土とか藁とかを置いて、ビニールをかけて保温をしています。」

ーーへ~。
瀬戸さん「これは、モロヘイヤの残骸です(笑)種を取った後ですね。モロヘイヤの種はこんな物です。」

ーーわあ!風が吹けば、どっかに行っちゃいそうですね(笑)
瀬戸さん「こんなに小さいのですよ(笑)」

ーー確かに、蒔くのが大変そうです(笑)
瀬戸さん「1株でこれだけ取れます。」

ーーこれが、また夏に収穫できるのですね。
瀬戸さん「そうです。これは、ツルムラサキです。知っていますか?」

ーーネバネバ系の野菜ですよね?
瀬戸さん「そうです(笑)ミイラ化していますが。腐らず、ミイラ化して、パラパラになって、土に還っていきます。」

ーーパリパリですね(笑)無農薬の野菜は腐らないで、枯れていくって聞いたことがあります。
瀬戸さん「そうですね。パリパリになって、また土に還りますね。」

ーーすごいです。
瀬戸さん「これはソラマメです。花が咲いたばかりです。」

ーーこれからですね。
瀬戸さん「これから、空に向かってピンっと伸びていきます。」

ーーなるほど。それでソラマメって名前なのですね。いつ頃、収穫しますか?
瀬戸さん「そうですね~。5月前には収穫できます。次は、タマネギ。これは余ったから植えただけで、もう1つの畑では大々的にやっています。こっちのハウスはチンゲン菜です。」

ーーはい。
瀬戸さん「こっちは、シュンギクです。花が咲いていますね、菊の花。」

ーー菊の花だ(笑)
瀬戸さん「シュンギクの最終形態(笑)」

ーーこういう風になるのですね。シュンギクって本当に菊ですね(笑)
瀬戸さん「菊です(笑)やっぱり、野菜も植物ですから、きちんと花を咲かせますね。」

ーー来年も楽しみですね!でも、花を咲かせて、種を取るって大変ですよね。
瀬戸さん「そうですね。なかなか、難しいですね。種を取る時期まで、畑に置かなくてはいけないので、その分場所を取られてしまいますね。上手くやっている人もいますが。」

ーー種取り用に植え替える人もいますね。
瀬戸さん「はい。ニンジンとかダイコンはやりますね。根っこが強い物は、植え替えてもあんまり影響はないですね。」

ーーそうなのですね。

最後にタマネギ見学と写真撮影

瀬戸さん「次はタマネギを見に来ましょうか。」

ーーはい。タマネギって一気にできますね。
瀬戸さん「いや、この2列は早いですね。葉タマネギです。こっちは、赤タマネギです。」

ーー種類を分けて植えているのですね。
瀬戸さん「そうです。こっちは、サラダ用の赤タマネギですね。」

ーーそれぞれの時期で美味しい物がありますね。時期をずらして植えているのですね。
瀬戸さん「そうですね、途切れないようにしていますね。」

ーーなるほど。色々、工夫されていますね。
瀬戸さん「まあ、でも大体、皆さんそれくらいはやっていますよ。」

ーーこのタマネギは干して出荷ですか?
瀬戸さん「そうですね。乾かした方が日持ちしますから。」

ここにある玉ねぎが食べられる頃がとても楽しみです。本日はありがとうございました。
瀬戸さん「ありがとうございました(笑)」

2019.06.15

こんな記事もおすすめ