口の中で柔らかくとろける聖護院大根と海老の中華スープ煮
柔らかな聖護院大根に海老の旨味が詰まった一品です
聖護院大根といえばやはりスープではないでしょうか。
このレシピで大切なのは、時間をたっぷり設けて味を染み込ませること。
ただ時間をかけるとは言っても、ほったらかしにするだけなので余計な手間はありません!
聖護院大根の優しい甘さに海老の旨味が加わり、しょうががピリッと効いた中華スープが身体を芯から温めてくれますよ。
材料(2人前)
・聖護院大根 1/2個
・海老 10尾程度
・ネギ 適量
中華スープ
・しょうが 1片
・鶏ガラスープ 大さじ1
・お酒 大さじ2
・薄口醤油 小さじ1〜2
・水 600cc
①聖護院大根は皮を剥き食べやすい大きさにカットして、した茹でします。
写真では比較的大きく切っていますが、急いでいる時は小さくカットする事で時短になります。
②した茹でしている間に、海老の下処理をします。
殻を剥き、包丁で背中に切り目を入れましょう。
爪楊枝で背わたをとり、少量の塩と片栗粉で揉んでから水洗いします。
③中華スープの材料を鍋に入れ、聖護院大根を投入します。
中火で20分ほどたったら、海老を入れてさらに一煮立ち。
海老に火が通ったら、一旦火を止めて冷まします。
冷ます事で、スープの味が聖護院大根に染み込んでいきます。
④もう一度鍋を温め、水溶き片栗粉を入れてとろみをつけます。
器に盛りつけ、小口切りにしたネギを散らせば中華スープ煮の完成です。
まとめ
聖護院大根と言えば京の伝統野菜であり、冬野菜の代名詞でもあります。
生で食べるとほのかな苦みと甘みが口の中に広がり、火を通せば甘みが際立ち、とろけるような柔らかさ。
90%以上が水分と言われ、あまり栄養がないように思われていますが、ビタミンCやB群が豊富に含まれています。
またその水分も、乾燥しやすい冬場には特に必要となるものです。
生でも、煮ても、焼いても美味しい小野さんの聖護院大根、ぜひご賞味ください。