標高300mで育つ甘い野菜!奈良県御所市の無農薬農家の奥野さんを訪問

生産者インタビュー

標高300mの御所市西佐味に、おいしい野菜がありました

今回ココノミスタッフが訪問したのは、奈良県西南端の御所市西佐味にある奥野さんの農場です。

西には大和葛城山や金剛山がそびえ立つ標高300mの西佐味は、金剛山から流れてくる山水や澄んだ空気の影響で、野菜が甘くおいしく育つそうです。

米農家の先祖から代々受け継いできた土地で野菜を作る

奥野さんは、代々御所市で米農家をされているご家系。ヒノヒカリやキヌヒカリを栽培していました。

お子さんがアトピーになり、原因を探っているうちに、ご自身で無農薬野菜を育てようと決意し、消防士の仕事と兼業で農家をはじめたそうです。

お子さまの独立後は消防士を辞め専業農家へ

奥野さんが47歳のとき、お子さまの独立など色々な事情が重なったことをきっかけに消防士の仕事を辞め、専業農家になりました。

現在は、広い畑を奥様に手伝ってもらいながら毎日農作業をされています。

季節やその土地の環境に適した作物をつくることで、農薬や化学肥料などを使用しないのが、奥野さんのポリシーです。

無農薬・無化学肥料の野菜づくり

お子さまのアトピーをキッカケに、無農薬・無化学肥料による野菜づくりをはじめた奥野さんはこんなことを仰います。

「微生物が良質の土を作り、その良質の土で作った作物は病気や害虫に強い野菜に育つ。野菜を育てるのは子どもを育てるのと同じ。良い環境で手間隙かけて育てる。」

お子さま想い、そして野菜想いの奥野さん。

熱い想いを胸に、奥野さんは我が子のような野菜たちを見て、健康な野菜づくりをしています。

地元の関係を大事にしながら、有機農法も

元々米農家をされていた奥野さんの家系。

地元のつながりも深く、近所で有機農業をしている友人4人とグループを組み、野菜の出荷もしています。

奥野さんは自然に優しい魚粕などの有機肥料を使用しています。

その他、コーヒー粕など色々な有機肥料にもチャレンジしており、良いと思ったものはとりあえず試していると仰るチャレンジ精神旺盛な方です。

「三里四方の野菜を食べろ」を実践したいと語る奥野さん

「三里四方の野菜を食べろ」とは、自分の住んでいるところから三里四方(約12キロメートル以内)で採れた野菜を食べていれば、健康で長生きができるという意味のことわざです。

奥野さんは、農家としてこのことわざを実践していくために、今後ますます色々な品目を栽培していきたいと思っているそうです。

奥野さんがつくったレタスは社内でも絶賛!

奥野さんの農場でつくった野菜を社内でも試食させていただきました。

中でも、特にレタスは甘みが強くシャキシャキとした食感で、サラダにピッタリです。

もうあなたのご自宅に届いているかもしれません!ぜひお楽しみくださいね。

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