無農薬栽培でグァバを作る!高知県南国市の西川さん訪問

今回ココノミスタッフが訪問させて頂いたのは、2011年6月から無農薬でグァバを栽培されている高知県南国市の西川さんの農園です。グァバを栽培しようと思ったきかっけや、グァバ栽培の苦労や工夫についてたっぷり伺うことができました。

他にも、実際にグァバを栽培しているハウスを見学させていただき、あまり見ることができないグァバの実も見せていただくことができました!

お母様の化粧水のためにグァバを栽培

ーーこんにちは(笑)よろしくお願いします。
西川さん「こんにちは(笑)」

ーーグァバ栽培を始めたきっかけはなんでしょうか?
西川さん「きっかけは、私の母が元々肌が弱くて自分で化粧水を作ろうと思ったことがきっかけですね。」

ーー化粧水、ですか?
西川さん「はい。グァバは大学でも研究されていて、抗酸化作用が強いので肌に良い事がわかっています。グァバは元々ブラジルの亜熱帯地域の植物なので、紫外線から身を守る成分が多く含まれているんですよ。」

ーーそうなんですね。この農園はどれくらいの時期に始めたのですか?
西川さん「2011年の6月から始めました。」

ーー始めたときから無農薬なんですか?
西川さん「はい、完全無農薬です。ここを見てもらったらわかるのですが、溝を掘って池を作っているのですよ。」

ーー池ですか?
西川さん「そう。蛙がいてオタマジャクシもいます。」

ーー生き物がいるということは、水と土壌が綺麗なのですね。
西川さん「そうですね。自然のままの生態系を維持しています。」

ーーなるほど。ここは何人くらいで運営されていますか?
西川さん「全員で13人ですね。今日来ているのが8人です。指導員と営業の人が、大体5人くらいいます。」

ーー普段はどのような作業をしているのですか?
西川さん「刈り取りと天日干しをしています。午後からは工場の方に行って、お茶パックを詰める作業をしますね。」

ーー全て手作業でされているのですね。こだわりがすごいです。
西川さん「はい。」

グァバ栽培で難しいのはカミキリムシと寒さ

西川さん「どうぞ、ハウスの中に入ってみてください。」

ーーありがとうございます。
西川さん「たまに蛇がいるので注意してください。」

ーー気を付けます(笑)
西川さん「ここにいるのは害虫のカイガラムシです。これがおしっこをするとグァバが黒くなってしまうので、見つけたら取ってしまいます。カイガラムシのおしっこが甘いので、蟻も付いてしまうんです。」

ーー蟻も来るのですか。
西川さん「はい。見つけたらすぐに取らないとグァバが真っ黒になってしまいます。」

ーー手で取らないとドンドン増えていくのですね。
西川さん「はい。なので、頑張って取らないとね。ハウスの上を開けた方が風通しも良くなって、害虫が少なくなるのでできるだけ開けるようにしています。」

ーーなるほど。下の雑草は刈らないのですか?
西川さん「雑草はあまり刈らないですね。伸びてきたら切るくらいです。」

ーーそれでは、作業の邪魔にならない限り切らないのですね。
西川さん「はい、基本的には切らないですね。あんまり草を刈ってしまうと、虫がグァバの方にいってしまいますので。雑草も枯れたら肥料になりますからね。」

ーーそうなんですね。グァバを栽培するうえで難しいことはなんですか?
西川さん「カミキリムシが厄介ですね。あとは、寒さです。グァバは寒さにちょっと弱いですから。」

ーーだからハウスの中で栽培しているのですね。
西川さん「そうです。ちょっと、埋まっていますが水路もあるのですよ。」

ーー本当だ、埋まった水路がありますね。
西川さん「水路が大きいので、蛙が住んで虫とかを食べてくれるのですよ。」

ーーへ~、蛙が住んでいるんですね。グァバの葉は年中採れるのですか?
西川さん「はい、1年中収穫できます。7~8月が一番採れますね。」

ーーグァバの葉はどのように収穫するんですか?
西川さん「基本的には上の伸びている所を切っていきます。」

ーー放っておいたら、ドンドン上に伸びていく感じですか?
西川さん「そうです(笑)大きくなったら届かなくなるので、届かなくなる前に切らないといけません。」

グァバの実はジュース向き

ーーグァバの実って、どのように食べればいいのでしょうか?
西川さん「一般的にはジュースにすることが多いですね。」

ーー生のままでは食べないのですか?
西川さん「食べないことはないですよ。皮を剥いて、カットして、種がバーっとついているので、そのまま食べるか捨てるか、種はどっちでもいいかんじですね。」

ーーグァバの実はいつ頃からなるのですか?
西川さん「秋から12月頃にかけて実をつけます。グァバの実は刈り取りをして洗ってから、天日干しをしています。」

ーーどれくらい天日干しをするのですか?
西川さん「日によりますが、だいたい2日くらいで乾きますね。」

ーージュースになったのは見たことがありますが、実際にグァバの実を見るのは初めてです。柔らかいのですね。
西川さん「これはちょっと熟し過ぎかな?若干、柔らかいですね。前に流通させていた時に、少しぐちゃっとなってしまったこともあります。日持ちもあんまりしないのですよ。」

ーー日持ちは何日くらいになりますか?
西川さん「2,3日くらいですね。青い物をそのまま採るよりも、やっぱり木の上で熟させた方が美味しいですね。熟していない実は、美味しくないのですよ。」

ーー難しいですね。実も流通できればと思ったのですが。
西川さん「そうですね。厳しいですね。収穫したその日に売らないと、やっぱり良くないですね。皮が薄くてペロっと剥けちゃいますし。」

ーーやっぱり流通させるのは難しそうですね。実からすごくいい香りがします。
西川さん「グァバの実は熟すと桃のようないい香りがするんですよ。」

グァバ茶の効果

西川さん「こちらはグァバ茶です。ぜひ、飲んでみてください。」

ーーありがとうございます。
西川さん「綺麗な色でしょう?」

ーーはい。きれいなピンク色ですね。…すごく飲みやすくて美味しいですね。
西川さん「けっこうルイボスティーに似ていると言われますね。食前に飲むと脂肪の吸収とかを抑える効果があります。」

ーー食中でも良さそうですね。
西川さん「はい。麦茶代わりに飲んでいただけばいいかと思いますよ。」

ーー最近は、食事の時にお茶をあんまり飲まなくなっていると、お茶屋さんが言っていました。
西川さん「へ~そうなのですか。まあ、夏の時期は特に熱いお茶はなかなか飲みませんよね(笑)」

ーー別の飲み物を飲むみたいです。お茶を飲む習慣が戻ってくるといいですね。
西川さん「そうですね。」

ーー今日はグァバ栽培について色々と教えて頂き、ありがとうございました(笑)とても勉強になりました!
西川さん「こちらこそ、ありがとうございました(笑)」

2019.10.24

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