やっぱり安全なのは無農薬?関西でおすすめの無農薬新鮮野菜

国が健康のために推奨している野菜の平均摂取量は1日350g。なかなかの量ですね。
これだけの量を毎日食べ続けるためには、おいしいさももちろんですが、安全な野菜であることがとても大切です。

今回は、おいしくて安全に食べられる野菜として無農薬栽培の野菜をご紹介します。関西の農家が作っている無農薬新鮮野菜も紹介するので、ぜひご覧ください。

無農薬野菜の味・栄養価・安全性とは?

無農薬野菜の安全性が高いと言われる理由

農作物に使われる化学農薬には、有害な化学物質が含まれているものがあります。

無農薬野菜は有機野菜(有機栽培)のように公的な法に沿って認定を受けているものではありませんが、化学農薬を使わずに栽培することが前提となっていますから、スーパーなどで売られている一般的な野菜に比べて安全性が高いことは間違いありません。さらに、個人の生産者が名前や顔写真をつけてその安全性を証明していることも多く、生産ルートが明確で安心できる点もポイントでしょう。

無農薬野菜の味が良く、栄養価が高い理由

野菜は完熟したときが一番おいしく、栄養価が高い状態になります。例えばトマトに含まれているリコピンは、未完熟のときと完熟時を比べると5.6倍以上もの量の差があることがタキイ種苗株式会社の研究農場で確認されました。

しかし、一般的な野菜のなかにはより早く成長できるように農薬を使っているものもあります。つまり、見た目はしっかりとしていても、味と栄養価が未熟なままのものが混ざってしまうのです。

その点、薬に頼らずに、野菜本来の力でしっかりと成熟させることを大切にしている無農薬野菜は、おいしくて栄養がたっぷり!

さらに、無農薬野菜は収穫後すぐに店頭に並べられるか、宅配で消費者の手元に届ける農家が多いので、より新鮮でおいしい状態を味わえるというわけです。

無農薬新鮮野菜の見分け方

たくさんの野菜の中でより良い無農薬野菜を見分けるために、覚えておきたいチェックポイントがあります。

■地元で生産している旬の野菜、または農家からの直送ルートが確立されていること

地産地消の野菜は収穫から販売までの時間が短いので、新鮮なものを購入することができます。また、遠くの地から運ばれてくる野菜であっても、直送の販売ルートが確立されていれば、新鮮なままで楽しむことができるでしょう。さらに旬の野菜であれば、その野菜の栄養価が一番高まる時期に生産されていますから、滋養もたっぷりです。

■生産者が分かるよう、名前や顔写真を表示していること

誰がどこで、どうやって作ったかを確かめて買うことでも確かな安全性を得られます。生産者の名前・顔写真が表示されているものを選びましょう。

■常に産地直送の無農薬野菜を取り扱う店を選ぶこと

お店選びも大切です。なかには、話題性のために無農薬野菜を並べているだけの店舗もあるからです。
産地直送の無農薬野菜だけを取り扱っている店や、野菜通販サイトなら、無農薬で生産している農家とのつながりが強いうえ、回転が良いので新鮮な野菜が毎日ちゃんと並びます。
ただ売れれば良いという姿勢ではなく、環境のこと、生産者のこと、食べる人のことまできちんと考えているお店で安心してお買い物をするようにしましょう。

関西おすすめの無農薬野菜を作っている農家さん

関西には、新鮮で安全な無農薬野菜を販売している農家がたくさんあります!その一部をご紹介します。

歴史ある都で自然な野菜を 京都府・新井さん

京都府京都市の自然が多い場所で、水はけの良い「黒ボク土」を使用して農業を営んでいる新井さん。ニシンのカスやてい角(牛の爪)などを肥料に使い、丁寧に育てられた野菜には大地のおいしさがつまっています。
特に人気なのが、甘みが強いサツマイモ「紅はるか」。サラダにしたり、素揚げにして塩で食べたりと、素材の風味を味わえる楽しみ方がおすすめです。

「おいしい野菜」を追求する 奈良県・西前さん

奈良県桜井市にある農場を営む西前さんの目標は「栄養価が高く、高品質な野菜を安定した生産量でつくること」。そのため、研究や改良を重ねながら、農薬・化学肥料不使用の栽培方法を追求しています。
おすすめは、粘りが強い大和いも。すりおろして食べても、煮物や焼き物で食感を楽しんでもいいですね。このほかにも、甘みがおいしいセニョリータピーマンなどいろいろな野菜がありますよ。

料理のプロも認めるおいしさ 大阪府・冨田さん

大阪府箕面市の冨田さんの農場では、無農薬にこだわって元気な野菜が育てられています。肥料は植物性の油かすのみの露地栽培で育てられた野菜は、栄養もうまみもいっぱいです。
季節の野菜がおすすめで、秋野菜では小松菜や水菜などの葉物・人参・さつまいもなどの根野菜も豊富に栽培されています。

まとめ

「無農薬野菜」という表示は、その示す定義が曖昧なため、平成16年に国から禁止されています。ただ、新しい名称が「特別栽培農産物」という少し分かりづらい表現のため、しばらくは無農薬野菜という表現が残るでしょう。
どちらの表示であっても、“良い”無農薬野菜を見分ける目があれば大丈夫!今回ご紹介したポイントを踏まえて、安全でおいしい野菜を、この機会にぜひ手に入れてみてくださいね。

2017.10.17

こんな記事もおすすめ