10代続くお米農家さんが作る無農薬野菜!三重県桑名市の鷲野さんを訪問

生産者インタビュー

おいしい野菜を求めて三重県桑名市へ

今回スタッフが訪問させて頂いたのは、三重県桑名市で無農薬農家を営む鷲野さんの農場です。

この日はとても良い天気で、鷲野さんの農場へは11時頃に伺いました。

太陽が照りつける中、10代続く米農家の鷲野さんが取材に応じてくださいました。

鷲野さんの農場がある三重県桑名市は、揖斐川と長良川に挟まれていて、過去には川の氾濫により苦労されたこともあるそうです。

元々は徳川幕府の領地で、薩摩藩のおかげで海岸が整備されるなど、歴史を感じる土地でした。

農場のまわりには田んぼがあり、周囲を川と山に囲まれています。

野菜を育てている土壌は、山の土を使用しているため水持ちが良く、野菜を育てるには最適な環境だそうです。

10代続くお米農家さんが作る無農薬野菜

鷲野さんは代々続く米農家の家系の10代目。

元々はお米しか作っていませんでしたが、野菜をつくると美味しいとまわりの人に喜ばれたので、無農薬で野菜つくりをはじめたそうです。

野菜をつくる上で大切に思っているのは、村づくり、人づくり。田んぼのカエルや虫を目当てに鳥がやってくるように、自然のものがあれば、自然のものがやってきます。

無理はせず、自然のサイクルを崩さないように、自然をうまくコントロールすることをいつも考えているそうです。

今では露地野菜も作っており、冬になればハウスで野菜を作られています。

低価格の理由は、沢山の人に食べて欲しいから

鷲野さんの畑で使っている肥料は、種粕、ぼかし、鶏糞、有機肥料、魚系などを野菜や畑に合わせて使用しているそうです。

また、青虫が葉っぱを食べるのは当たり前だけれど、その葉をいかに穴開きにしないかという努力もされているそうです。

そして、鷲野さんは野菜を高い価格で販売していません。

その理由は、できるだけ沢山の人に、自分が作った野菜を食べてほしいから。

また、現在は鷲野さん自身が食べたい野菜を主に作っているそうですが、お客様からリクエストがあれば、希望の野菜を作ってくれるそうです。

蛍やトンボの孵化など、自然がくれるゆとりを大切にしながら野菜つくりに励んでいる鷲野さんの姿が、とても印象的でした。

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