濃厚な甘さと酸味をもつブルーベリーにレモンを足して美味しいジャムに
※市販のジャムでは味わえない贅沢さです
ジャムを作る時にかかせないのは、科学反応。
果物の皮に含まれるペクチンに酸と砂糖が合わさると、ジェル状に変化するんです。
本来はその作用のためにレモン汁を使いますが、今回はレモンの酸味を活かすために多めに使っています。すっぱいのが苦手な方は、レモン果汁の量を半分にしても問題ありません。
ブルーベリーの濃厚な甘みとレモンピールの香りは手作りジャムならではの味わいです。
手作りのため保存があまりききませんので、2〜3日中に食べ切ってしまいましょう。
◆材料
食パン3〜4枚分
・ブルーベリー 1パック
・砂糖 25g(果物の40%)
・レモン 1/4〜1/8切れ
◆作り方
①レモンを好みの分量でカットし、絞りやすいように種をとっておきます。
きつくしぼると内皮の苦味が出てしまうので、柔らかくしぼりましょう。
絞った後のレモンの外側を薄く削ぎ、細かく刻んでおきます。
皮の量が多いと苦味を感じやすくなるので、少量で大丈夫です。
※レモンの香りは果汁ではなく、皮に含まれています
②小鍋にブルーベリーを入れ、弱火で加熱していきます。
木べらでじっくりと煮詰めていくと、実が自然と潰れて水分が出てきます。
全ての実が潰れたら、砂糖を入れて更に煮ます。
※火力が強いと焦げてしまうので気をつけましょう
③砂糖が溶けたらレモン果汁、刻んだレモンの皮を入れて一煮立ち。
耐熱容器に移し替えてあら熱を取れば、ブルーベリーとレモンのジャムの完成です
まとめ
※柔らかい実は完熟の証です
ブルーベリーの代表的な栄養素はなんといってもアントシアニンです。
ポリフェノールの一種で目の疲労を和らげると言われているのは有名ですが、若返りのビタミンとも呼ばれるビタミンEも豊富に含まれているので、美容効果も期待できます。
ブルーベリーは収穫してしまうと成長が止まってしまうので、バナナやメロンのように追熟することができません。
収穫できる量や時期が限られるので、完熟のブルーベリーはとても珍しいんです。
三重県津市の實田さんが誠意を込めて作った完熟ブルーベリー、ぜひ味わってみてくださいね。