鼻から抜ける香りがたまらない!あやめ雪かぶのからし漬け
※マスタードで漬けると、洋風な食事にも合いますよ
からし漬けは、ぴりっとした刺激が鼻を抜けていく大人の味わい。
漬けておくだけなので作り方も簡単、保存もきくので常備菜にも使えます。
食欲が減ってしまうこの時期の、食欲アップにも一役買ってくれそうです。
漬け物は塩味の好みが分かれるので、今回のレシピでは塩分、からし共に少なめにしています。
味を見ながら好きな分量に調節してください。
つけ込む時間が長くなると、紫からピンクへと色味が変化していくのも楽しいですね。
材料(2人前)
・あやめ雪蕪 2個
・からし 大さじ1/2
・塩 小さじ1/2
・砂糖 小さじ1
・ごま 適量
①あやめ雪蕪は半分に切ってから5mm幅にスライスします。
葉の部分はお好みの量を1㎝程度に切って、軽く湯通ししておきましょう。
※幅を揃える事で、漬かり具合も均等になります
②密封できる袋に塩とあやめ雪蕪を入れて、水分が出てくるまで軽く揉みましょう。
続いて砂糖、からし、葉を入れ、さらに揉み込みます。
満遍なく混ざったら、冷蔵庫でしばらく冷やします。
※冷蔵庫に入れる時には、中の空気を出来るだけ抜いておきましょう
③好みの漬かり具合になったら(最低でも1時間程度は漬けておきます)皿に盛りつけ、ごまをかけてからしを添えれば出来上がりです!
まとめ
※小ぶりでありながら、身がしっかりとつまっています
あやめ雪蕪は紫と白色のコントラストが特徴的で、その紫部分にはポリフェノールが含まれてます。
酢漬けにするとポリフェノールがとけだして、2〜3日で全体がピンクに染まります。
葉の方にはビタミン類やカルシウムなど、多くの栄養が含まれるので無駄にするところがありません。
身の甘みと、皮の部分の爽やかな辛味のバランスがとても良いので、生で食べる時にはぜひとも皮ごと食べてください。
葉は醤油とみりんで煎ってふりかけにしたり、汁物の具にしたりと応用範囲も広いですよ。
三重県津市の實田さんが作ったあやめ雪蕪、余す事なく味わってくださいね。